“ダンク”イーグルの金田久美子、久々アンダーの青木香奈子! 初日好調の選手たちの夏ゴルフ対策を聞いた
「資生堂・JALレディスオープン」初日

7月に入って梅雨明けをした地方もあり、いよいよ夏本番といった感じになってきた。暑さが本格的になり、ラフも長く強くなる夏ゴルフではどんなことをすればいいのか。日本女子ツアー「資生堂・JALレディスオープン」初日(7月3日日、神奈川・戸塚CC西C)に好調だった選手に聞いてみた。
昨年のプロテストに6度目の挑戦で合格。QT(予選会)134位から、デビュー戦の「Vポイント×SMBC」で13位に入り、リランキングで40位に上がった青木香奈子が、そのデビュー戦初日以来、19ラウンドぶりのアンダーとなる71で回り、4打差の17位で発進しました。
インスタートのこの日は12、14番でボギーが先行。流れを変えたのが15番のバーディーです。
ティショットはラフにつかまったものの、8番アイアンで3メートルにつけてバーディー。これで悪い流れを断ち切って後半の2バーディーにつなげました。
このラフからのショットの際に意識したのは「左手の中、薬、小指の3本でしっかりグリップするようにしました」と説明してくれました。
キャディーの進言で試みるようになったのは先週から。
これでショットの安定度が増し「今までだとラフの抵抗で引っかかっていたのが、狙った方向に行くようになりました。狙うのはグリーンではなく花道で、そこから寄せワン狙いが基本です。ラフからだからランは計算できないですけど、転がって乗ることもあります。15番のバーディーはまさに、そういう感じでした」(青木)。
ちなみに打ち方は特に変えず、距離を落としたい時でなければクラブを短く持ったりすることもないそうです。
一般営業のコースでもラフの勢いが増すこれからの時期のラウンドでは参考にできそうですね。