「日本アマ」優勝の佐藤快斗 アイアンに込められた1ミリ、1/1000秒のこだわり

今年の日本アマを制した佐藤快斗選手。得意クラブへのこだわりは?(写真提供/JGA)
「日本アマチュアゴルフ選手権」最終日(4日、神奈川・横浜CC西C)は6打差の首位でスタートした佐藤快斗(東北福祉大2年)が68で回り、2位に2打差をつけて初優勝した。「得意なクラブはアイアン。調子が良ければ誰にも負けません」と絶対的な自信を持つクラブには1ミリ、1/1000秒単位のこだわりが込められていた。
佐藤は3日目に62をマークして、6打差の単独首位で最終日をスタートしました。
一人旅になるかと思われた展開に待ったをかけたのが、ひとつ前の組で回っていた“ビッグスター”こと長﨑大星。前半に7バーディを奪って29で回る猛追を見せます。
佐藤は前半3バーディ、2ボギーの34(パー35)。10番からはチャンスをモノにできないのとピンチをしのぐのが交互に来るような苦しいゴルフとなりましたが、17番でバーディを奪って勝負を決めました。
その佐藤はJGA(日本ゴルフ協会)のプロフィールに「得意クラブはアイアン」と記載されています。
本人に聞くと「昔から得意で、調子が良ければ誰にも負けません」と言い切るほどの自信を持っています。