スイングが安定する逆ハの字スタンス! 土台が安定して“ヒザカックン”せずに飛ばせるよ!

オジサンだって、まだまだ飛ばせる! 【人気コーチ・大西翔太のカラダにやさしいドライバーレッスン!】

2025/07/14 ゴルフサプリ編集部



年のせいかカラダのあちこちに痛みを感じるようになったけど、我慢できるうちはドライバーの飛ばしを楽しみたい! そんなオジサンゴルファーたちに大西翔太コーチがドライバーの飛ばしテクニックをアドバイス。第10回は「ヒザにやさしいスイングのコツ」がテーマ。土台の安定感が増して飛距離がすぐにアップするというから早速やってみよう!

構成/三代 崇 写真/小林 司 協力/千葉カントリークラブ梅郷コース

ヒザが痛いせいか、スイング中にヒザがカックンしてしまう。バックスイングでスエーするし、フォロースルーでも左ヒザが割れて左サイドの壁が作れない。ヒザ痛に効果的なスイングというか、ヒザにやさしい打ち方があれば知りたい!

シニア世代のゴルファーは腰痛や肩痛などを抱えている方が多くいますが、ヒザ痛を訴える方も少なくないです。

シンプルにいえば、ヒザが痛い方はアドレス時の両ヒザの高さをできるだけ変えないのが一番です。バックスイングでスエーするのは右ヒザが折れてしまうからで、ダウンスイングからインパクトにかけては右ヒザを伸ばそうとします。

それと反対にバックスイングで右ヒザが伸びて上体が起き上がるとダウンスイングでは右ヒザが縮み、頭が下がってしまうことになります。こうしたスイング中の両ヒザの伸び縮みはダメージやストレスのもとです。両ヒザの高さをキープしておけば両ヒザへダメージやストレスが少ないですし、痛みを増幅させる心配もありません。