つかまったボールが打てないのは手元が硬いからかも? 手首をやわらかくしてアームローテーションを活かそう

オジサンだって、まだまだ飛ばせる! 【人気コーチ・大西翔太のカラダにやさしいドライバーレッスン!】

2025/07/21 ゴルフサプリ編集部



年齢とともにカラダの柔軟性がなくなってきたけど、年相応にドライバーの飛ばしを楽しみたい! そんなオジサンゴルファーたちに大西翔太コーチがドライバーの飛ばしテクをレッスンするシリーズ。第11回は「オジサンたちも簡単にできるアームローテーション」がテーマだ。

構成/三代 崇 写真/小林 司 協力/千葉カントリークラブ梅郷コース

年をとってくると腕や手が不器用になって、手をうまく返せなくなってきた。アームローテーションを使って飛ばせというけど、手を返そうと思うだけで手首をこねてしまう。第一、腕をムチのようにしなやかに振れない。両腕をスムーズに返してフェースターンができるようになりたいが、オジサンたちはどうすればいいの?

手先の感覚が鈍ってきた。両腕をスムーズに返すイメージも薄れてしまった。そんな具合にアームローテーションがうまくできないと悩むオジサンゴルファーの方は大勢います。若い頃は頭で考えなくても自然にできていたアームローテーションができなくなるのは、手首が硬くなっているのが原因です。

年とともに手首の稼働域が小さくなってくると、自分で手を返そうとします。すると手首に力が入って手首をこねるような動きになりやすい。

インパクトエリアで両腕を入れ替えるイメージでアームローテーションしたいのに右手首が手のヒラ側に折れてこね打ちになり、フェースターンができない。ヘッドスピードが上がらず、ボールは全然飛んでくれない。そんな悪循環に陥りやすいのです。