今シーズン初Vの小祝さくらが見せた、さすがの対応力 【「明治安田」最終日】

2025/07/20 ゴルフサプリ編集部



日本女子ツアー「明治安田レディス」最終日(20日、宮城・仙台クラシックGC)は3打差の10位から出た小祝さくらが66で回って通算15アンダーまで伸ばし、逆転で今シーズン初優勝。ツアー通算12勝目を挙げた。開幕前日の16日にコースで熊が目撃されたために初日が中止となり、コロナ禍の2020~2021年シーズン以来の無観客試合となった試合での勝利は、データを見るとさすがの対応力の高さが表れていた。(写真は2025年明治安田レディス 撮影/Getty Images)

2021年11月の「伊藤園レディス」以来の無観客開催となった試合。歓声のない中で小祝は9番から3連続バーディ。
後半のインも11、14番で伸ばし、15番では今週唯一のボギーを叩きましたが、16番パー5でグリーン奥からチップインイーグルを奪い、勝利を決定づけました。

昨シーズンのポイントランキングは4位も、自身より上位の竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛。さらに5位の岩井千怜もアメリカLPGAツアーに主戦場を移したことを考えると、今シーズン年間女王の大本命がようやくシーズン初勝利を挙げた格好でしょうか。