「明治安田」で最多バーディー賞獲得の都玲華に期待される“女王への道”

2025/07/22 ゴルフサプリ編集部



先週の日本女子ツアー「明治安田レディス」では、3ラウンド合計で18個のバーディーを奪った(1イーグルを含む)都玲華が「最多バーディー賞」を獲得した。ゴルフの華であるバーディーの数が多いことは「女王」への必須条件。今後の都にはますますアグレッシブに攻めることが期待されるとともに、ルーキーイヤーを振り返ると2019年の渋野日向子にも似た傾向があった。
写真/Getty Images

「明治安田」最終日の表彰式に、優勝した小祝さくらとともに参加したのは「最多バーディー賞」と「ベストルーキー賞」をダブルで獲得した都玲華でした。
第2ラウンドでは圧巻の1イーグル、7バーディーを奪った見事なゴルフ。
開幕前日に熊の目撃情報があったことで初日が中止となり、当初の72ホールから54ホールに短縮された大会で1イーグルと17バーディーは、実にラウンド平均で6個。3ホールに一度はバーディーまたはイーグルを奪ったことになります。

1ラウンドあたりの平均バーディー数は2.8421で46位ですが、前週の「ミネベアミツミ」終了時の平均2.5806で66位からランキングを上げました。

この部門で現在トップの神谷そら(3.8364)とはまだ差がありますが、今シーズンの都はQTランキング53位の資格で参戦したことで日照時間の短い序盤は出場機会が限られており、この部門の上位陣とは消化ラウンド数が20前後も少なくなっています。

リランキングで15位まで上がったことで、9月の「ミヤギテレビ杯」まではコンスタントに出られる見込みなので、さらにバーディーを量産してランキングを上げてほしいものです。