ピンゴルフ「i240」は強烈な直進性能を備えた優等生的アイアン。スコアを追求するなら無視できない存在だ!
2025年9月4日に発売されるピン「i240 アイアン」をコースに持ち込んだレポート。
「i」シリーズの最新のアイアンのコピーは、“美キャビティ i240”である。
キャビティバックだが、最近の流行りのバックフェースを複合素材のバッジで塞ぐようにしている構造である。
複合素材とカーボン素材を組み合わせた「新バッジ構造」は、前モデル比60%の軽量化に成功し、重心をより低く、深くすることが可能になった。
さらに、ヘッドのトゥ側に高比重ウェイトを搭載することで高い寛容性を獲得したという。
その結果、慣性モーメントが約4%向上したそうだ。
「i240 アイアン」は、パッと見た目でヘッドが小さめであることがわかる。ボールにアドレスしてみると、大きすぎず、小さすぎず、シャープでカッコイイ。
アドレスビューが落ち着いて、本格的に見えるのは、フェースの溝の数を前モデルより減らして、安心感を増すようにデザインしたからなのだという。
最先端を詰め込みつつ、奇をてらうことなくスタンダード感を前に出している「i240 アイアン」の7番アイアンのロフトは31.5度。ツアーモデルのロフトに多い34度と半番手だけ立っている。
今回試打したのは4番〜PW、UW。シャフトは「N.S.PRO 950GH neo」。
女子プロに大好評である秘密を意識しながら、試打ラウンドに突入した。
試打した日は、気温24℃〜31℃で、快晴、微風。
ボールは打ち慣れていてクラブだけの影響に集中出来る『TOUR B X』を使用した。