日本勢が獲得確実の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」争い 成功へのステップとなるタイトルは誰の手に?

2025/08/19 ゴルフサプリ編集部



ルーキー・オブ・ザ・イヤーは誰の手に?(写真/Getty Images、岩本芳弘)

先週のアメリカLPGAツアー「ザ・スタンダード・ポートランドクラシック」は岩井明愛が優勝。これで今シーズン、日本ツアーから主戦場を移したルーキーは全員が勝利を挙げるという快挙を達成した。新人選手にとって最大の名誉である「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」争いも日本勢が獲得することが確実。過去に受賞した選手を見るとメジャーVや成功への重要なステップとなるタイトルには誰が輝くのか。

選手にとって獲得のチャンスは一度だけの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」。日本的には「新人賞」とも呼ばれるこの部門は現在、トップが竹田麗央となっています。

これを追うのが「AIG全英女子オープン」優勝で一気に300ポイントをゲットした山下美夢有で、トータル1005ポイントの竹田とわずか15ポイント差に迫りました。

さらに岩井千怜、明愛と4位までを日本勢で占めている状況です。

5位のワン・ミランダと竹田には660ポイントの差があります。優勝で得られるポイントは150(メジャーは倍)なので、これは4勝超に相当します。

獲得ポイントは2位だと80に減ります。そうなると残り12試合での逆転はほぼないと言えるので、日本勢のタイトル獲得は確実、というわけです。