ドライバーのシャフト重量が60g台ならアイアンのシャフトは何gがいいの?
吉本巧のゴルフギア教室 第82回
今回は、ドライバーからウェッジまでのクラブとシャフト重量の関係性をプロコーチ・吉本巧が解説。例えばドライバーのシャフトが60g台だったらアイアンのシャフトは何gが適正なのか? また、シャフト重量についての基本中の基本をについても解説。
クラブセットには重量の流れが必要です。いわゆる重量フローと呼ばれるものです。なぜ重量フローが必要かといえば、どの番手も同じ振り心地でスイングしたいから。クラブバランスをできる限り統一することで振った感じを近づけることができるのです。ドライバーを末端とする長い番手ほどシャフトが軽く、ウェッジを末端とする短い番手ほどシャフトが重いのは、その理想に近づくための方策です。
重量フローはどこを基準にしてもいいですが、クラブの本数が多く、セットの根幹を成すアイアンから割り出すのがいいと思うので、ここではアイアンのシャフト重量から他のクラブのシャフト重量の目安を探っていきます。まずは下の表を見てください。