大型マレットの使い過ぎは“勘”を鈍らせる? 心当たりがあるならブレード型で“打つ感覚”を呼び覚まそう

鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第83回

2025/09/11 ゴルフサプリ編集部



今どきの大型マレットを“エース”のパターにしていたツアープロが、シーズン中にブレード型へ切り替えることがある。でも、そうすると見た目もストロークも一変して、違和感があったりタッチが合わなくなったりしないのだろうか? ボクらもトライしていいのか? カリスマフィッターの鹿又さんはこうレクチャーする。

最近のパターの傾向として、大型マレット、大慣性モーメント、重ヘッドというように、どちらかというと操作性よりも寛容性やクラブ慣性モーメントを大きくしたパターが流行っています。
その意味で「L.A.B.ゴルフ」に代表される“ゼロトルク系”のパターも、本来の目的とは違うかもしれませんが、イメージとしてはアドレスでできた状態をキープして、クラブの慣性で動かす印象が強いのではないでしょうか。そのほうが、再現性が高くて正確に打てるイメージもあるし、実際にそういうところを狙ったパターが流行っています。