元調子が難しいなんて都市伝説でしょ! ウルトラやさしい元調子「ATTAS RX ウルトラ ブラック」打ってみた
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第208回
今回は10月に発売されるUSTマミヤの新作「ATTAS RX ウルトラ ブラック」を試打してきたゴルフギアライター・T島氏と大蔵ゴルフスタジオのフィッター・野倉氏が、「元調子=難しい」について語り合います。
今回はシャフトの新製品のお話です。USTマミヤから、10月9日にATTAS RXシリーズの最新作「ATTAS RX ウルトラ ブラック」が発売されます。
打ってみると扱いやすい元調子でした。
元調子というと「難しい」というイメージがあるらしいですね。「ATTAS RX ウルトラ ブラック」のリリースには「『元調子=難しい』なんて超古い」と書いていました。
野倉 元調子というと、プロや上級者が使うイメージが強いのでしょうか? それと、ハードヒッターが叩いても左のミスが出ないとか……そんな印象もあるのでしょうね。
だったら「自分には合わないかも?」なんて思う人が多いのかもしれませんね。確かに男子ツアーで人気の元調子はハードな印象があります。フジクラの「VENTUSブラック」とか「TENSEI」のオレンジ、ホワイト、ブラックとか。
そうですね。「難しい」というのは、具体的にはボールがつかまらない、ボールが上がらないというイメージがついているのでしょうね。
でも、私はハードヒッターではないおじさんですが、元調子が好きなんですよ……。
そうですよね。大蔵ゴルフスタジオのフィッターの金子とT島さんが元調子シャフトを紹介しているYouTube動画を見ると、とても楽しそうですものね。
そうですね。ゴルファーとしての自分が出て、「おおお、これ使いたい!」ってなるんです。
「ATTAS RX ウルトラ ブラック」は実際どうですか?
うん、私にとってはウルトラやさしくて、ウルトラ好きかもしれません。USTマミヤといえば「THE ATTAS V2」というモデルがありますよね。あれもクセがなくて勧めやすいでしょ。そのニュートラルな感じで手元がしなって、実にボールに当てやすいシャフトなんです。
T島さん、フェアウェイウッドに「THE ATTAS V2」を入れていましたよね。「フェアウェイウッドを買ったらこれを入れる」と言っていた定番シャフトでした。それの手元がしなるなら、かなり好きそうですよね?
そうそう。実はもうテスト用を借りて使っているんですが、ドライバーだけでなくフェアウェイウッドにも良さそうです。ボールを拾ってくれるので……ヘッドがきれいに入って、打ち出しも稼いでくれます。