大混戦の「日本女子プロ」を制して世界へ羽ばたくのは誰? 大洗での優勝はメジャー制覇への“約束手形”!?

2025/09/13 ゴルフトゥデイ 編集部



3日目は桑木志帆と佐藤心結が首位に並んだ。(写真は2025年ソニー日本女子プロ選手権 撮影/Getty Images)

国内メジャーの「ソニー日本女子プロ選手権」3日目(13日、茨城・大洗GC)は通算10アンダーの首位に桑木志帆と佐藤心結が並び、1打差に金澤志奈が続いた。平均スコアがオーバーパーになる大混戦。過去にここ大洗ゴルフ倶楽部での試合に勝った選手は軒並みメジャー制覇や自己最高の記録を作っている。女子で初めて、その“約束手形”を手にすることになるのは誰なのか。

毎年開催コースが変わる「日本女子プロ」で、今年の会場となっている大洗GCで女子ツアーの試合が行われるのは今回が初めてです。

男子ツアーでは過去に「日本オープン」や「ダイヤモンドカップ」が開催されており、その優勝者の顔ぶれと実績を見ると素晴らしいものが残っています。

「ダイヤモンドカップ」もほぼ毎年開催コースが変わる「ローテーション制」を採用しています。
最近でみなさんの記憶に残っている大会としては松山英樹が優勝した2013年でしょうか。

この年プロデビューして2戦目の「つるやオープン」で初優勝すると、大洗でのダイヤモンドカップ」で2勝目。シーズンではトータル5勝して、ツアー史上初のルーキーでの賞金王となりました。

そして改めて説明するまでもありませんが、2021年の「マスターズ」で日本初のメジャー優勝者になりました。

その10年前、2003年大会を制したトッド・ハミルトンは翌年からアメリアPGAツアーに主戦場を移すと、「全英オープン」ではアーニー・エルスとのプレーオフを制して優勝しています。

この2人は大洗で勝ち、メジャータイトルも手にしました、