「APEX UW」の3代目はどんなクラブ? 初代、2代目との違いを石井良介が比較試打!
「飛距離・スピン量・落下角度」トータルバランスが向上した3代目「APEX UW」【PR】
2023年モデルから約2年を経てリニューアルがなされたキャロウェイの「APEX UW」。2022年1月発売の初代から数えると今作は第3世代となるが、初代、2代目とも、いまだに根強い人気を誇る。そこでここでは、初代から「APEX UW」を愛用している令和の試打職人・石井良介が、初代、2代目、3代目を徹底比較。最新バージョンの特徴や性能をつまびらかにする。
まずは、「APEX UW」を使ったことがないゴルファーのために、また初代・2代目・3代目にどのような違いがあるかをより深く理解してもらうために、初代・2代目について“初代ユーザー”の石井良介が解説する。
「”すごく画期的なクラブができた!”というのが初代「APEX UW」が発売された時の私の率直な印象でした。当時は慣れていなかったせいもあり7番、9番などのショートウッドは打球が上がりすぎてコントロールするのに難儀していました。かといってユーティリティ(以下UT)ではスピン量が足りなかったり、引っかかったり、シャフト選びも難しかった。上がりすぎないショートウッド、もしくは、もっと安定して飛ぶUTがほしかったのです。
また、私は番手が下がるごとに歯が出てくるのがウッド、トップブレードが寝てくるのがUTと棲み分けしていますが、当時はいずれも構えづらくラインも出しづらかった。そんなスキ間を完璧に埋めてくれたのが、形状、サイズともに偏りのない絶妙な作りの初代「APEX UW」でした。シャフトについては特にUTに合うものが見つかりませんでしたが、「APEX UW」にウッド系のシャフトを刺すと素直に動いてくれた。以来「APEX UW」は手放せないクラブになりました」