アドレスで首は真っすぐに伸びていたほうがいい? 飛ばせる姿勢の作り方

飛距離アップレッスン・一問一答 『ゴルフ飛ばしてナンボ!』の小池正次がゴルファーたちの疑問を解消!

2025/09/30 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで人気の小池正次が、ゴルファーたちの会話に出てくるちょっとした疑問に回答し、飛距離アップをサポートしてくれる新シリーズ。第2回のテーマは「アドレスの時、首の角度は傾ける? 真っすぐ?」。どちらも正しいような気がするけど、飛ばすための首の正しい角度が知りたい!

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

ゴルフのアドレスは地面の上のボールに対して、上体を前傾させて構えるという特殊性があり、どんな風に構えたらいいかの迷いが生じがちです。アドレスで首を傾けるのがいいのか?あるいは真っすぐがいいのか?といった疑問点をお持ちの方も多いでしょう。

プロや上級者たちのアドレスの姿勢を見ると首を少し前に傾けているように見えますし、実際、「アゴをちょっと引くのがいい」ともいわれます。

アゴを引き気味に構えるのはいいと思います。でも、限度というものがあってアゴを引きすぎるのはよくありません。背中が丸くなり、前傾角度が深くなってツマ先体重になりやすいからです。

自分ではアゴを引こうと思っていなくても、気づかないうちに顔がボールに近づいて猫背のアドレスになってしまう人も多いです。そうなるとスイング軸が安定しにくいし、アゴの下のスペースが狭くなるため、左肩が回りにくく深い捻転が作れません。