オデッセイ未発表モデル「S2S TRI-HOT」を石川遼、河本力が初打ち! トルクレスパターの真打ち登場か?

2025/10/01 ゴルフサプリ編集部



「バンテリン東海クラシック」が行われている三好CCの指定練習日、練習グリーン脇に見慣れない赤黒ツートンのパターがずらりと並べられ、プロが次々と手に取って試し打ちをしていた。ソールの「S2S TRI-HOT」の刻印から、「スクエア 2 スクエア」すなわちトルクレスタイプで「トライホット」(複合)構造が採用されているのは確かだが、オデッセイのツアーレップに尋ねたところ今週からツアープロモーションが始まったばかりの未発表モデルとのこと。今季はツアー会場でもトルクレスパターに注目が集まったが、シーズン大詰めで登場した「S2S TRI-HOT」はパターの“真打ち”的存在になれるのか。実際に試したプロのファーストインプレッションをお届けしよう。

振り感も見た目に近く、ピンタイプに慣れたプレーヤーにもフィットする。

「大型ヘッドの難点は速く振るほどフェースが遅れることですが、このパターは後ろが軽いのでちょっと速めに振ってもヘッドがついてきてくれて、ダウンスイングでフェースが開きにくくなっています。とくに上りのロングパットなど速めのストロークでしっかり打ちたいときにもダウンスイングの一瞬のブレは小さいです。振り感もピン型センターシャフトに近くて、インパクトでパチンと打つL字マレットとゆっくり振れるツノタイプの中間くらい。いままでピンタイプしか合わなかったプレーヤーでもマレットのやさしさを感じながら使えると思います」(石川)