ユーティリティは腰をしっかり回せば飛距離もミート率もアップ! ミスが多い人は“当てて終わり”になっている
オジサンだって、まだまだ飛ばしたい!【人気コーチ・大西翔太のFW&UTアイアンの飛距離アップレッスン!】
ドライバーだけでなくフェアウェイウッドやUT、アイアンもしっかり飛ばしたい! そんなシニア世代のゴルファーたちに大西翔太コーチが飛距離アップのコツをアドバイスするシリーズ。第8回はUTのミート率を上げて飛距離を伸ばすポイントをレクチャーしてもらった。
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/船橋カントリークラブ
シニア世代のゴルファーたちにとって、UTは5~6番アイアンよりもやさしく打ててボールが上がりやすいクラブです。スコアメイクに大いに活用してほしいところですが、やさしいはずのUTがうまく打てない。フェースの芯に当たらず、ボールが飛ばない。方向も安定しない。そんな悩みをかかえているとしたら、体重移動を積極的に使ってみてください。
UTがうまく打てない人たちはクラブが上から入りすぎる傾向がありますが、それはインパクトで下半身が止まってしまうから。ボールにちゃんと当てたい、真っすぐ飛ばしたいという心理から腰が止まると、上体が突っ込みやすいのです。
本番のショットだけでなく打つ前の素振りでもダフりやすい人は、間違いなくその傾向があります。下半身がスムーズに動いていれば、上体の突っ込みを簡単に防げることを頭に入れておいてください。