松山英樹が練習日から“八面六臂”の活躍! ワンオン狙いにファンサ、後進育成まで!?
PGAツアー「ベイカレント・クラシック」 横浜CCで9日開幕
アジアで開催される唯一のアメリカPGAツアー「ベイカレント・クラシック」は10月9~12日に神奈川・横浜カントリークラブで行われる。注目の松山英樹は7日、練習ラウンドと公式会見を行い、まさに八面六臂で大会に臨む。
撮影/岩本芳弘
この日の松山は午前7時半からインの9ホールを練習ラウンドしました。
4ホール目の13番は337ヤードのパー4。
ここではドライバーを1球だけ打つと2打目地点へと進みます。
この距離だとティショットを刻んでウェッジのフルショットを残す、という攻め方もありそうですが、その練習はしませんでした。
その代わりにグリーン周りからのアプローチやバンカーショットにたっぷり時間をかけて入念に。
その様子からして3(バーディ)か、あわよくば2(イーグル)を狙うことしか頭になさそうです。
実はこのホールは「グリーンの傾斜がキツいから、2打目をウェッジでフルショットするとすごく戻ってきてしまうことがあるんです」と、普段から横浜CCを練習拠点にしている河本力が解説してくれました。
パー4の2打目でグリーンをキャッチできないとなると、バーディの可能性はかなり低くなります。それならば迷わずドライバーでワンオン狙い。あるいはグリーン近くまで運ぶ。
「週末にいい位置で回れるように」と、2021年の「ZOZOチャンピオンシップ」以来となる、日本で開催されるPGAツアーの優勝に向けて、取れるホールは取る、という意気込みが表れていました。