飛距離が30ヤードアップ!? アメリカLPGA下部ツアーで“三冠女王”の原英莉花や、凱旋出場のホステスプロ、岩井姉妹に注目
「スタンレーレディスホンダ」10日開幕
飛距離アップした原は優勝候補の一人だ。(写真/Getty Images)
日本女子ツアー「スタンレーレディスホンダ」は10~12日まで静岡・東名CCで開催される。アメリカLPGAツアーの下部ツアーでポイントランキング5位となり、来シーズンの「昇格」を果たした原英莉花は今シーズン国内初出場。飛距離が30ヤード伸び、スタッツでは“三冠女王”となったゴルフがどんなものなのか注目される。また、ホンダ所属のホステスプロ、岩井姉妹もLPGAツアーでの優勝後は国内初参戦となる。
女子ゴルフ界屈指の人気者が逞しくなって帰ってきました。
原は先週はカリフォルニア州でエプソンツアーの最終戦に出場。前日(8日)に帰国すると、この日は昼ごろに会場入りしてドライビングレンジなどで調整した後、メディアに対応しました。
日米をまたいでの2週連続出場にも「疲れはないです」と笑顔。その逞しさは今シーズンのスタッツに表れています。
本人が言うには「飛距離が30ヤードぐらい伸びました」とのことです。
スタッツを見ると、去年の日本ツアーでの平均飛距離は250.20ヤードでした。今年のエプソンツアーは257.35ヤード。数字の違いは7ヤードほどですが「腰の手術の影響もあって235ヤードぐらいまで落ちてしまっていたキャリーが伸びました」(原)とのことです。
これは1年前ぐらいにアメリカに挑戦する、と決めて以来アメリカでのシーズン中にもハードに行っている瞬発系のトレーニングの成果だそうです。