バンカーから30ヤード先のピンを狙ってピッチエンドラン!? 石坂友宏のアプローチ練習が面白い!

プロの練習にはヒントがいっぱい!

2025/10/11 ゴルフサプリ編集部



アプローチ練習場のバンカーから30ヤード先のピンに向かって、ボールを打っていた石坂友宏プロ。砂をエクスプロージョンさせるわけでもなく、その打球はまるでアプローチショットのピッチエンドラン。一体、どんな意図があるのか話を聞いた。
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アプローチ練習場の横に併設されたバンカーで、スタンスを狭くして30ヤード先のピンに向かってピッチショット!? を打っている石坂友宏プロを発見。一体、どんな意図があるのか? 話を聞いてみると……

「これですか? アプローチの練習なんです。最後まで緩まず、ボールをクリーンにヒットしたいのでバンカーからピッチエンドランやピッチショットを打つ練習を始めたんです。芝の上から打つよりも難しいし、バンカーショットの練習にもなって一石二鳥なんです」(石坂)

ツアープロになってトーナメントコースの固くて速いグリーンでは、アマチュア時代のヘッドを鋭角に入れて打つ球質の強いアプローチでは寄せられないと感じたという。そこで、「もう少しやわらかい球を打つには?」と考えて、効果的な練習方法を試行錯誤してきたという石坂プロ。

「30ヤードくらいのアプローチって、試合だと10球打って半分も寄らないんですよね。同じ30ヤードでもライも違えば、ボールとグリーンの間の状況も違います。だから、いろいろなシチュエーションを想定して練習しているんですが、このバンカーからの練習はライが悪くてもクリーンにボールをヒットする練習にピッタリだと思っています」(石坂)