ザンダー・シャウフェレのクラブに見えた細かなこだわり【「ベイカレント C レクサス」優勝】

2025/10/13 ゴルフサプリ編集部



アジアで開催される唯一のPGAツアー「ベイカレント C レクサス」最終日(12日、神奈川・横浜CC)は、首位タイで出たザンダー・シャウフェレが8バーディ、1ボギーの64で回り、通算19アンダーまで伸ばして1打差で優勝した。現在も祖父母が暮らしている日本で、2021年の東京オリンピック以来の勝利。そのバッグをのぞいてみると、ドライバーからパターまで、こだわりが詰まっていた。

PGAツアーの選手のクラブセッティングを見ることができるのは日本のメディアにとって貴重な機会です。

優勝を決めた直後、シャウフェレのバッグを見せてもらうとまずはドライバー「Ai SMOトリプルダイヤモンド」(キャロウェイ)はソールの錘を前方が8グラム。後ろは9グラムになっていました。

これは高さを抑えることが目的なのだそうです。

身長178センチとPGAツアーでは大柄ではないシャウフェレですが、スタッツを見るとヘッドスピードは時速122.14マイル。秒速に換算すると約54.2メートルになり、ツアー全体で14位に入っています。