ラウンド中の「ちょっと試してみよう」はNG? ゴルフ上達に大事な“試す勇気”と“試さない判断
今野一哉の『ゴルフあるある』解決ディスカッション【27】
ラウンド中にふと「昨日読んだレッスンをちょっと試してみよう」と思ったことはないだろうか。ところが、そんな軽い気持ちでスイングを変えると、たちまちスコアを崩す原因になる。練習場とコースはまったく別物。プレー中の“思いつきスイング”がなぜ危険なのか、そしてどうすれば安定したプレーにつながるのか。プロコーチ・今野一哉が解説する。
今回のテーマは「ラウンド中に読んだばかりのレッスンや思い付いたことをを試すのはアリか、ナシか?」です。
「昨日読んだレッスンを試してみよう」って、誰しも思ったことあると思うんですよ。ただ、そのレッスンって“尖った条件付き”の話が多い。ゴルフメディアのレッスン記事は目を引く内容にしようと、ある特定のシチュエーションを前提にした話になりがちなんです。だから、同じような状況じゃないと、うまくいかないことも多いんですよね。
確かに、状況別のレッスンなどはそうしたことがありそうですね。
あとは、練習を重ねて作り込みを行なっていないような技術をいきなりつけ焼き場で試したとてうまくいくとは言えないですよね。
それはそうですね。でも、「試すこと」自体は悪くないんですか?
いいと思います。ただし、“結果を求めて試す”のはNG。「これはどんな結果が出るのか」という情報収集のつもりでやるならアリです。試して失敗しても、それが経験値になりますからね。
ただし、重要な場面で試すのは絶対ダメ。たとえばコンペの最中とか、ベストスコアを狙うラウンドでは封印しましょう。あくまで“練習の延長”としてやるのがポイントです。
なるほど。じゃあ、試すなら「成功を狙う」のではなく「学ぶためにやる」と。