バックスイングでフェースは“地面に向けない”! 右腰の高さで背中ラインと平行が正解です

飛距離アップレッスン・一問一答 『ゴルフ飛ばしてナンボ!』の小池正次がゴルファーたちの疑問を解消!

2025/11/18 ゴルフサプリ編集部



飛距離優先型のレッスンで人気の小池正次が、ゴルファーたちの会話に出てくるちょっとした疑問に回答し、飛距離アップをサポートしてくれる新シリーズ。第9回のテーマは「フェースを地面に向くくらいにシャットに上げたほうが飛ぶの?」。最近のプロたちはフェースを閉じ気味に上げている人が多いみたいだけど…。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/丸山ゴルフセンター

バックスイング中のフェースの向きはショットの結果に大きく影響します。とくにテークバックの始動から右腰の高さくらいのハーフウェイバックまでの動きを間違えてはスイング全体を台無しにしてしまいます。ボタンのかけ違いのようなもので、最初が肝心なのです。

アマチュアゴルファーの場合、テークバックの始動からフェースを開いてしまう傾向が多く見られます。肩をしっかり回そうとしてクラブがインサイド方向に低く上がりすぎるという点もありますが、フェースを開いて閉じるイメージでスイングしている方はテークバックで両腕を右に回旋しながら上げるためフェースが真正面か、斜め上を向いてしまいます。それとは逆にシャットに上げるイメージが強すぎてフェースが真下を指すのもいけません。