素振りでダフって土がボールに当たった! その時どうなる? 罰打の有無をチェック!

ゴルフのルール&マナー

2025/11/12 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦



素振りのときに大ダフリ。飛んだ土(芝)がボールに当たってしまい…なんて経験をしたことはありませんか? けっこうありそうなこの状況。土や芝がボール当たると何らかのペナルティがあるのか? ダフリの多い皆さんのために調べてみました。

素振りのときにダフってしまうことって、アマチュアゴルファーにとってはそう珍しいことではありませんよね。「素振りでもダフるのかよ」と落ち込んでしまう人が多いようですが、ポジティブな人は、「実際のショットのときでなくて良かった」とホッとするようです。人それぞれですね。

それはともかく、素振りのときにダフって削れた土(芝)がボールに当たってしまった場合、どうなるのか? これに関しては、土がボールに当たったかどうかよりも、それによってボールが動いたか、動かなかったかが重要になってきます。

もし、土がパラッとかかった程度で、ボールが全く動いていないのであれば、何のお咎めもありません。ボールはそのままでプレーを続けてOKです。つまり、素振りは素振りとして認められるということです。

しかし、ボールが少しでも動いたら事情は異なってきます。

ティーイングエリアとグリーン上以外(いわゆるジェネラルエリア)で素振りの最中にボールが動いてしまった場合は、1罰打でボールを元の位置に正確に戻してプレーを再開するというのがルールです。

もし、元の位置に戻さず、動いた場所からそのまま打ってしまうと、「誤所からのプレー」ということで、さらに2罰打が科せられます。

「たかだか素振りなんだから、そんなに目くじら立てなくても…」と思う人もいるかもしれませんが、けっこう厳しいルールが設けられているのです。

素振りをしたときの風圧でボールを動いてしまっても、1罰打で元の位置にリプレース。もちろん、誤ってクラブがボールに当たってしまって動いた場合も同じこと。しっかり1罰打が科せられます。