グリップエンドが左股関節を指すインパクトを作る! アイアンを番手通りに飛ばすコツ

オジサンだって、まだまだ飛ばしたい!【人気コーチ・大西翔太のFW&UTアイアンの飛距離アップレッスン!】

2025/11/24 ゴルフサプリ編集部



ドライバーだけでなくフェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンもしっかり飛ばしたい! そんなシニア世代のゴルファーたちに大西翔太コーチが飛ばしのコツをアドバイスするシリーズ。第14 回からはアイアンがちゃんと飛ばせるようになるポイントを解説します。

構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/船橋カントリークラブ

アイアンはグリーンやピンなど狙ったターゲットに正確に運ぶためのクラブです。距離感や方向性の安定が第一で、決して飛ばすことが目的ではありません。

でもアイアンも気持ちよく飛ばしたいと誰だって思うでしょう。ゴルフ仲間たちが150ヤードを6番アイアンとか7番アイアンで届くのに、6番でキャリーが135~140ヤードくらいしか出ないようでは、やっぱり悔しいですよね。

そこでクラブの番手とおりのキャリーを人並みに伸ばしたい、あるいは人よりも飛ばせるようになりたいと願うゴルファーの方々に即効ポイントをお教えししましょう。

アイアンが飛ばないという人の多くは、インパクトがハンドレートのカタチになっています。体重が右足に残り、手元がクラブヘッドよりも遅れて下りてくる。ロフトが構えた時よりも寝た状態になり、ボールが高く上がる。7番アイアンで打ってもインパクト時のロフト角が8~9番アイアンくらいとなり、キャリーが伸びないのです。