ピンチのときに使える必殺技教えてください! ケース①林の中にボールが入った
好評、内海大祐プロのインドアゴルフレッスン。アマチュアゴルファーの悩み「7番アイアンで150Yがナゼ打てない?」に続き、今回からはゴルフ場で陥った『ピンチ』のときに使える必殺技を伝授!
写真/PMT
ティショットで大きく曲げて「フォア~!」とボールは林のほうへ……。
林間コースをラウンドしたときは、必ず一度は訪れてしまうピンチの場面。
「林に入ったらピン方向の狭い所よりも、たとえ真横だとしても広いほうに打ちましょう……。それは正解で大前提として、確率が高いほうを狙ってください」(内海プロ)
いやいや内海プロ、それでは聞いたことあるし、見たことありすぎてためになりません!と思う読者がいるはずですよ!
「では、今回は少しだけレベルが高いお話をしましょう。林に入ったら高い球だと枝に当たる可能性があるので低い球が打ちやすい5番アイアンなどを選びましょう……、これも林からの脱出でよく言われるセオリー的なレッスンです。しかし、ゴルフの中継を見ればわかりますが、プロが林の中からロングアイアン握っている姿を見たことありますか? ないですよね? 僕も握りません!」(内海プロ)
確かに、プロがそうやっている姿を見たことないかも。
「では、林の中から何を選ぶか? 答えはピッチングウェッジです。なぜか? ピッチング以下の番手で低い球を打つと、確実に林から脱出できるうえに、なおかつ、フェアウェイに止められるからです」(内海プロ)
7番くらいを選んで林から打っても、そんなショットを練習したことがないか、林から脱出できたはいいがオーバーして反対側のラフまで行ってしまう。さらにはそれを嫌がって加減しすぎてしまうとザックリになってしまう。こんな経験をした人も少なくはないだろう。ユーティリティのソールがすべりそうだと思って、使ったら上に上がりすぎて枝に当たったとかなどなど。