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〝インに引かないバックスイング〟は壁を使って徹底マスター!

重田流シャロースイングが手に入るスイング改造ドリル! Vol.03

2021/01/27 ゴルフサプリ編集部

オフシーズンだからこそ取り組める、本格スイング改造を重田栄作がサポート! 目指すは、インサイドからクラブを下ろすことで浅い(シャローな)角度のインパクトを実現し、ビシッと球がつかまってビッグドライブを生む、いま主流のシャロースイング。応急処置ではなく、スイングを根本的に変えてあなたのゴルフをワンランク上のステージに導く「〝重田流シャロースイング〟が手に入るスイング改造ドリル」をじっくりお届けします‼︎

改造ドリルVol.3 「壁(ネット)素振り」で“インに引かない!”を体感しよう!

Vol.1でお話ししたように、プロ・上級者と、伸び悩むアマチュアのスイングには決定的な違いがあります。簡単にいえば、プロ・上級者はクラブが外側に上がって内側から下りてくるのに対し、アマチュアは内側に上がって外側から下りてきています。

外側にクラブが上がって内側から下りてくるプロ・上級者のスイングなら、インサイドインの理想的な軌道に加え、低い位置からヘッドが入ってくるいま主流のシャロースイングが可能になり、インパクトが「ゾーン」に。高い再現性と安定感が生まれますが、内側にクラブが上がって外側から下りてくるアマチュアの場合は、カット軌道のスイングでインパクトが「点」になり、飛距離も方向性も安定しません。

そのためには、バックスイングの時点で「インサイドに引かない」ことがシャロースイングをマスターするための第一歩。

Vol.1Vol.2ではテークバック、バックスイングで真っすぐヘッドを引くためのドリルを紹介しましたが、Vol.3ではその動きを確実に定着させるための体感ドリルをレクチャーします。

壁やネットなど垂直な面の前に立ち、その面にヘッドの先を合わせてアドレスします。その状態から、ヘッドがずっと壁やネットから離れないようにバックスイングするだけでOK!

とっても簡単ですが、これまでどおりバックスイングすると壁から遠く離れてしまうはず。インサイドに引き込んでいたスイングとはまるで違う動きなので、最初は戸惑うかもしれませんが、この動きこそが、ダウンスイングでクラブをインサイドから下ろすための準備としては不可欠。

最初はヘッドをの動きを目で見て確認しながゆっくり試し、慣れてきたら目線を戻し、徐々にスピードを上げながら繰り返して感覚を叩き込みましょう。

目指すのはこのバックスイング。イメージを叩き込みましょう! チャンスがあればご自身のスイングをスマホなどで撮影し、確認しながら進めるとより効果的です。


重田栄作
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、03年にプロテスト合格。07年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。女子プロの鶴岡果恋、澁澤莉絵留らの専属コーチも務める。

取材協力/長坂ゴルフ練習場(山梨県)
取材・文/今泉純子
撮影/本誌編集部



重田流シャロースイングが手に入るスイング改造ドリル!

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【シリーズ一覧】
●改造ドリルVol.1:「ボールコロがしテークバック」で、インに引く動きを徹底矯正!
●改造ドリルVol.2:「クラブ2本置きバックスイング」でヘッドと手の位置関係を叩き込む!
●改造ドリルVol.3:「壁(ネット)素振り」で“インに引かない!”を体感しよう!
●改造ドリルVol.4:「テコ上げバックスイング」で手元の位置をしっかり制御!
●改造ドリルVol.5:切り返しで手首を後ろへ折る動きが「タオルぐるぐるドリル」ならすぐわかる!
●改造ドリルVol.6:「クラブ2本置きドリルPART2」でダウンスイング時のクラブと手の位置関係を叩き込む!
●改造ドリルVol.7:クラブを「上げて下ろす」は外側から内側に動く「時計回りスイング」が鉄則! を確認しょう。
●改造ドリルVol.8:「鐘つきドリル」で確実にシャローなインパクトを実現する、手の位置と動きをマスター!