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飛ばしたいなら右手首に自由を与えよう!「右手素振り」で“リストを使う”感覚が身に付けばヘッドスピードアップは確実だ

ゴルフコーチ・吉本舞が解決してきた『生徒さんからの相談が多いゴルフの悩み』Case:06

2024/01/15 ゴルフサプリ編集部

右手のリストを柔軟に使うのが飛距離アップの一番の決め手

女性や年輩の方々はパワー不足から自分は飛ばないと諦めてしまいがちですが、そんなことはありません。確かにパワーも飛ばしの要素です。でも一番大事なのはヘッドスピードなのです。どう振ればスピードが上がるかをぜひ実感してください。

一番のオススメは右手でクラブヘッド側を持ち、素振りする練習です。こうすると棒だけを持つ感覚となるのでクラブが軽く感じられます。

そしてできるだけシンプルに、かつ速く振ってください。インパクト地点以降でビュッ!という風切り音が聞ければヘッドスピードが上がっている証拠です。

速く振ろうとするほどアドレスの段階で右手の余分な力が抜けて、右手のリストが柔らかく使えるようになります。右手をソフトに握ればクラブが軽く感じられても、右手にクラブの重さが伝わりやすい。結果として手首のコックとリリースが自然に作用するのです。

クラブヘッド側を右手で持ち、右手のリストを柔らかく使って素振りしよう。
クラブヘッド側を右手で持ち、右手のリストを柔らかく使って素振りしよう。
右手を柔らかく握ればクラブの重さが感じられてリストワークがスムーズになる。
右手を柔らかく握ればクラブの重さが感じられてリストワークがスムーズになる。
フォロースルーで「ビュッ!」と音を出せるくらい出来るだけ速く振るのがコツ。
フォロースルーで「ビュッ!」と音を出せるくらい出来るだけ速く振るのがコツ。

「振る」という素振りトレーニングで飛距離が確実にアップします。飛ばしを目的とした練習器具は沢山あるけれど、右手素振りに勝る練習法は他にないと言っていいくらいです。この練習をして、「振るということがカラダで理解できた」、「いかに自分が振っていなかったかがよく分かった」と多くの方々に喜んでいただいています。

注意したいのは通常のショットを打つときに両手でクラブを握っても、左手が右手の邪魔をしないようにすることです。

左手が右手を押さえ込んでしまうことなく、右手素振りの感覚で右手を自由に柔軟に使ってクラブヘッドを加速させるつもりでスイングしましょう。

しっかり振り切る感覚がヘッドスピードのアップにつながる。両手でグリップしたときも柔軟な右手使いを意識しよう。
しっかり振り切る感覚がヘッドスピードのアップにつながる。両手でグリップしたときも柔軟な右手使いを意識しよう。


吉本 舞
よしもと・まい
佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得。ゴルフの楽しさを多くの方に伝えたく、敏腕コーチの森守洋に師事。現在は東京ゴルフスタジオ(三鷹市)でアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添い、丁寧でわかりやすい指導で大人気。Instagramにてゴルフレッスンやゴルフウェアコーディネートなど更新中。@maiyoshimoto_

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