2019年 全米オープンレポート|3連覇がかかるケプカもタイガーと同じ考え?「深いラフをどう攻略するかが大事だ」
ゴルフトゥデイ編集部員あいり 初めての全米オープンレポート【その2】
全米オープン取材2日目は、出場選手の公式記者会見に初参戦してきた。
会見のお相手は、この全米オープンにおいて、5月に開催された全米プロ選手権に引き続いてのメジャー2連勝、そして史上2人目となる全米オープン3連覇に挑む、ブルックス・ケプカだ。
「ペブルビーチを攻略するカギとなるのは、ラフだね。」
コースについて聞かれたケプカは、「ペブルビーチを攻略するカギとなるのは、ラフだね。“粘り気”のあるラフからピンを攻めるショット、そしてアプローチがとても大事になってくると思うよ。距離があるコースではないから、ドライバーは4回くらいしか使わないかな。でも、グリーンがとても小さいからピンポイントに攻めていかないと、すぐにスコアを崩してしまう。練習ラウンドでそう感じたよ」とコメント。
月曜日の練習ラウンドで、タイガーがラフからのアプローチを念入りに練習していたことから「攻略のカギはラフなのでは?」と、予想したばかりの私にとって、ケプカと同じことを考えていたということが何よりも嬉しかった。
会見の最後にケプカは、「もちろん3連覇や2連勝の記録がかかっていることは理解している。その中で自分のプレーを存分に発揮できる準備は整っている」と笑った。
これは、すべてのゴルフファンが“あっ”と驚くような展開が待ち受けているのかもしれない。ケプカの落ち着き払った会見を通じて、胸が高鳴った。
この深いラフは、フェアウェイだとサードカットに設定されている。グリーン周りは、すべてこのようなラフで覆われている。
●取材・文/ゴルフトゥデイ編集部 岩崎愛里
●撮影/和田慎太郎
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