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2019年 全米オープンレポート|3連覇がかかるケプカもタイガーと同じ考え?「深いラフをどう攻略するかが大事だ」

ゴルフトゥデイ編集部員あいり 初めての全米オープンレポート【その2】

2019/06/13 ゴルフサプリ編集部

全米オープン取材2日目は、出場選手の公式記者会見に初参戦してきた。

会見のお相手は、この全米オープンにおいて、5月に開催された全米プロ選手権に引き続いてのメジャー2連勝、そして史上2人目となる全米オープン3連覇に挑む、ブルックス・ケプカだ。

公式会見に臨むブルックス・ケプカ。とてもリラックスした様子で、会見は終始和やかな雰囲気で進んだ。

「ペブルビーチを攻略するカギとなるのは、ラフだね。」

コースについて聞かれたケプカは、「ペブルビーチを攻略するカギとなるのは、ラフだね。“粘り気”のあるラフからピンを攻めるショット、そしてアプローチがとても大事になってくると思うよ。距離があるコースではないから、ドライバーは4回くらいしか使わないかな。でも、グリーンがとても小さいからピンポイントに攻めていかないと、すぐにスコアを崩してしまう。練習ラウンドでそう感じたよ」とコメント。

全ホールを通じてグリーンが小さく、選手たちをおおいに悩ませそうだ。中でも、18番ホールのグリーンは、ケプカが言うようにかなり小さい。落とし所がとても重要になってきそうだ。

月曜日の練習ラウンドで、タイガーがラフからのアプローチを念入りに練習していたことから「攻略のカギはラフなのでは?」と、予想したばかりの私にとって、ケプカと同じことを考えていたということが何よりも嬉しかった。

会見の最後にケプカは、「もちろん3連覇や2連勝の記録がかかっていることは理解している。その中で自分のプレーを存分に発揮できる準備は整っている」と笑った。

これは、すべてのゴルフファンが“あっ”と驚くような展開が待ち受けているのかもしれない。ケプカの落ち着き払った会見を通じて、胸が高鳴った。

ご覧のように私の足がすっぽりと埋まってしまうくらいの深いラフ。歩くのも困難なほど。


この深いラフは、フェアウェイだとサードカットに設定されている。グリーン周りは、すべてこのようなラフで覆われている。

●取材・文/ゴルフトゥデイ編集部 岩崎愛里
●撮影/和田慎太郎

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