アマチュアの2大ミス徹底解決|ドライバーがスライスする原因・対策 Part3
「右肩かぶり」でスライスするワケ|アウトからしかクラブが下りない
右肩がかぶる(前に出る)と肩のアライメントがオープンになって左を向く。このまま振るとアウトサイドからクラブが下りてスライスする。
右肩がかぶると肩が開く。素直に動くほどクラブがアウトサイドから下りる。
解説
三觜喜一
みつはし・よしかず 1974年生まれ。神奈川県出身。PGAティーチングプロ。「ゴルフは運動」をモットーに、意図したままに体を動かせることに重きを置き長年ジュニアの育成に尽力。現在は並行して辻梨恵らツアープロのコーチを行いながら日々スイングを研究している。
●アマチュアの2大ミスを徹底解決|ドライバーがスライスする原因・対策
Part1:速攻実践! 即効実感!スライス修正!右向き& 右肩かぶりのアドレスをなくそう!
Part2:「右向き」でスライスするワケ目標方向に振るとカット軌道になる
Part3:「右肩かぶり」でスライスするワケ|アウトからしかクラブが下りない
Part4:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(1/3)
Part5:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(2/3)
Part6:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(3/3)
Part7:セットアップとスイングのポイント&ドリル
左側のボールに対し右サイドを前に出して構えてしまう
アドレスで右肩がかぶっているとバックスイングが上がりません。体が伸びて回らないのでダウンスイングではクラブがアウトサイドから下ります。
クラブを上げるにはインサイドに引くしかありませんが、インに上げるとアウトサイドから下りますからカット軌道になる。いずれにしても、右肩がかぶったアドレスからはスライスしか出ません。
アドレスで右肩がかぶる方の多くは、左カカト延長線上にあるボールにヘッドを合わせた時に、右サイドが前に出て肩のアライメントがオープンになっています。これが右肩かぶりの主因と考えられます。
左サイドにあるボールに対してうまく構えられず右肩がかぶるパターンが多い。
右肩かぶりでバックスイングが上がらず体が伸びる。回転不足になってアウトからヘッドが下りる。
クラブをインサイドに上げるほどダウンスイングがアウトから下りてカット軌道が助長される。
こう構えれば解決!クロスハンドで構えてから普通に戻す
これなら
右肩が前に出るのを防げます
左右の手の位置を入れ替えるクロスハンドで握ると右肩が前に出ないためかぶりを抑えられる。
左手一本でセットアップし、最後に両手をグリップする方法でも右肩がかぶりづらくなる。
クロスハンドから通常のグリップに戻して構えると、正しいアドレスから始動できる。
アドレスでつねに肩のラインをチェックする習慣をつけることも重要だ。
協力/TAIKANZ GOLF、修善寺カントリークラブ
GOLF TODAY本誌 No.567 026〜027ページより
●アマチュアの2大ミスを徹底解決|ドライバーがスライスする原因・対策
Part1:速攻実践! 即効実感!スライス修正!右向き& 右肩かぶりのアドレスをなくそう!
Part2:「右向き」でスライスするワケ目標方向に振るとカット軌道になる
Part3:「右肩かぶり」でスライスするワケ|アウトからしかクラブが下りない
Part4:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(1/3)
Part5:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(2/3)
Part6:女子プロに聞いたスライスしないアドレスの約束事はなに?(3/3)
Part7:セットアップとスイングのポイント&ドリル