当時の編集長による取材の裏話はPart1をご覧ください。
USツアープロから学ぶとばしのテクニック『ジャック・ニクラス編』
創刊号の記事内容を覗いてみよう
30年前のゴルフトゥデイ創刊号の実際の記事内容です。あくまでも過去のもので、現在は販売終了しているものも多数あります。30年前の文章、写真をご覧いただいてコンテンツとして楽しんでいただければと思います。
ダン・ホースマン Dan Forsman
完璧なスクエア・アドレス 基本セオリーに忠実な華麗なるスイングを学ぼう
昨年、シャラソン・リーマン・ハットン・オープンで4年ぶりのツアー勝利を果たした。192cmの長身で、アップライトで華麗なスイングを見せてくれる。米ツアーNo.1の美しいフォームともいわれている。
美しいばかりではなく、飛ばし屋でもある。昨年のドライバーの平均飛距離は278ヤードで、この数字は第3位にランクされた。華麗に飛ばす秘訣は、どこにあるのか。ホースマンは、米ツアーで、こうもいわれている。
「ダンのスイングで、基本からはずれた部分は、ただの一カ所もない」
まさしく教科書どおりというわけだ。アマチュアにとっては、歩く参考書である。
アドレスは完全なスクエアだ。右ヒジを左ヒジより低く構えることで、右肩が前に出て左肩が開くことのないようになっている。このアドレスだけでも、大いに参考になる。
「ゴルフは、左手のゲームである」とは、先人たちがくり返し口にしてきたところではある。ホースマンは、これもまた忠実に守っている。
理にかなったスイングだからこそ自然に左右対称の動きになる
インパクトの右腕は、まだ伸び切っていない。というより、アドレスのままだ。左腕だけで振っていることの証明でもある。さらに、もっと大切なことを教えてくれてもいる。アドレスでの両ヒジの間隔をスイング中変えない。
これだ。
手だけでクラブを上げようとしたり、肩の回転と腕の動きがしっかり連動していないと、たちまち両ヒジの間隔は変わってしまう。また、スエーも、同じ結果になる。
つまり、ホースマンは、軸を保ち、左肩、左腕、クラブを一体化させてバックスイングをしていることになる。
ゆっくりと振り上げていって、仕上げは写真の④⑤の部分。上半身はそのままに、左ヒザだけが元の位置に戻ろうとしている。ここが、体のねじれが最大になるところで、本当のトップ・オブ・スイング。
ねじれを最大限にしておいて、あとは、復元力を利用して上半身をターンさせていく。どこにもよどみがない。クラブは振ろうとするのではなく、上半身と下半身のねじれを利用すれば振れるもの。これまたセオリーどおりである。
けっして振り回して飛ばしているわけではない。巻き上げれば、戻ろうとする力が働く。ただ、それを利用するだけ。シンプルで理にかなっている。
ゴルフトゥデイ創刊600号企画とは




