当時の編集長による取材の裏話はPart1をご覧ください。
USツアープロから学ぶとばしのテクニック『ジャック・ニクラス編』
創刊号の記事内容を覗いてみよう
30年前のゴルフトゥデイ創刊号の実際の記事内容です。あくまでも過去のもので、現在は販売終了しているものも多数あります。30年前の文章、写真をご覧いただいてコンテンツとして楽しんでいただければと思います。
ケニー・ノックス Kenny Knox
リストの強さを生かすにはシャフトを立てたスイングが最適
ボールをしっかりつかまえずにはおかないぞ!!
ノックスのスイングは、そんなことを主張しているように思える。まず、バックスイングでのフェースの向きに注目してほしい。
インサイドへシャットフェースで上げている(写真③)。この方法は、S・バレステロスのスイングでも見られるが、このあとでシャフトが立ってくる。これは大切なポイントだ。
インサイドにテークバックして、なおかつシャフトを寝かせてしまっては、ボールを上からとらえることができない。あおるような打ち方になり、つねにダフリ気味にボールに当たる。ティアップしたボールを打つドライバーならごまかせても、アイアンは打てない。
ノックスは、インサイドへシャットフェースで上げ、これまたインサイドから振り下ろし(写真⑥)、インサイドへ振り抜いていく(写真⑦)。リストの強い人は、その部分ばかり強調して、インパクトでこねるような動きになりやすい。こういうのは、リストを使っているだけで、リストの強さを生かしているとはいわない。ノックスのスイングでは、それが生かされている。フェースがボールに向きあってる時間が長く、強いショットが生まれる。
チップ・ベック Chip Beck
トップとフィニッシュが左右対称になるように振るのがセオリーだ
チップ・ベックのスイングは、お世辞にも華麗とはいいにくい。やや変則的でさえあるが、実は肝心な部分では基本に忠実なスイングである。
変則的に思えるのは、長身なのに“超”の字がつくほどフラットなスイングであるためだろう。ベックのスイングを目のあたりにすると「身長」と「スイングプレーン」は、必ずしもセオリーとされている相性どおりではないような気がしてくる。
「長身の人ならアップライト、背の低い人はフラット」
これがセオリーとされているものだが、それよりも、もっと大切なことがある。
「軸を動かさず、左右対称に振る」
このことが実践でできるのなら、スイングプレーンがアップライトであろうが、フラットであろうが、たいした問題ではない。
ベックの場合、気をつけていることが2点あるという。ひとつは「バックスイングでは右ヒジを体につけ、フォロースル―では左ヒジを体につけておくこと」。もうひとつは「トップ・オブ・スイングとフィニッシュで左右の肩を入れ替えること」だ。写真の③と⑦がすべてを物語っている。基本どおりなのである。
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