競技アマが好むのは平均点の高いボール
今回の調査では、使用しているモデル名のほか、ボールを選ぶ際に重視しているポイントについて回答していただいた。半数近くの人が挙げたのは「アプローチスピン・打感」(22名)で次に多かったのが「パターのフィーリング」(17名)。また、「ドライバーの飛距離」(13名)と「アイアンの弾道」を重視している人がほぼ同人数だった。この結果からアマチュア競技ゴルファーはスコアメイクに直結するショートゲームを優先しつつ、ドライバーからパターまで平均点の高いボールを求めていることが読み取れる。
ボール選びのポイント(複数回答)

ブランド別使用人数

では、彼らのニーズを満たしてくれるのはどんなボールなのだろうか。ツアープロの使用率が高いタイトリストはアマチュアにも人気が高いようで、過半数を超える23名が「プロV1シリーズ」を使っていた。どうして「プロV1ファミリー」を使う人がこんなにも多いのだろう?
また、興味深いのは「プロV1」の使用人数がやや上回るものの、「プロV1」と「プロV1x」で人気を二分しているところだ。そこでそれぞれのユーザーにボールを選んだ理由を聞いてみたところ様々な答えが返ってきた。
「プロV1」どうして使っているんですか?

「私はドライバーが飛ばないのでアプローチが生命線。フェースに乗って思った通りのスピンがかかり、落ちてからの転がりをコントロールできる『プロV1』を使っています」森田康彦さん

中川陽向さん(写真左)「『プロV1x』が飛ぶという人もいますが、ぼくは『プロV1』のほうがちょっと飛びます。アイアンも飛ぶし、球の乗りがよくスピン量がちょうどいい。どの番手も打ちやすいですね」
神谷敬行さん(写真右)「アプローチの打感がやわらかいほうが距離感は合いやすいです。『プロV1x』は少し弾く感じがあります。パターもオーバーするとアマチュアには返しが難しくなるのでやわらかい『プロV1』がいいです」

山下宗岳さん(写真左)「打感が軽いボールはオーバーしたりショートしたりしますが、タイトリストは打感が重めなので距離が合います。どちらもいいけれどドライバーは『プロV1』のほうが飛びます」
小野貴誉さん(写真右)「当たった瞬間に手元にしっかり潰れ感が伝わってきます。『プロV1』に替えて球が強くなりペラペラの球が出なくなりました。スピンが抑えられるので曲がりが少ないし、着弾してから戻りすぎることがありません。ドライバーもアイアンも飛びます」

丹羽正樹さん(写真左)「パターとアプローチの打感が気に入っています。打った後の手に残る芯のやわらかさと距離が合います。ボールを目で追わなくてもこの辺で止まったっていうのがわかります」
乙部龍翔さん(写真右)「小さいときからやわらかな打感が好きです。パターもそうですが、アプローチでフェースに乗る感じがあって、低い球を打つときにいい感じで潰れてくれます」
どうして「プロV1x」を使っているんですか?

森虹陽さん「飛距離より方向が重要なのでボールの打感はけっこう気にします。あまりやわらかいと食いつきすぎて左に行くので、ある程度弾いてちょっとだけ食いつく『プロV1x』を使っています」

橋本翔大さん(写真左)「打感がカチッと伝わってくるのでパターの距離が合わせやすいですね。『プロV1x』はドライバーもアイアンも距離が出ます」
永田智靖さん(写真右)「ヘッドスピードが出ないのでスピンが多いほうが止まってくれます。『プロV1』と迷いましたが最終的には硬めの打感が好きなので『プロV1x』に決めました」

川井陽太さん「決め手は乾いたパチッという打感です。芯をハッキリ感じられるので距離が合います。ドライバーもバチっと芯を喰った感じで気持ちよく打てます。パターの打感が重すぎないところも気に入っています」
皆さんのコメントをまとめると、絶対的な飛距離性能は「プロV1」も「プロV1x」も甲乙つけがたく、好みの分かれるアプローチやパターのフィーリングによって選べるところが支持されている理由のようだ。

飛ばない永田さん(左)はスピンの多い「プロV1x」でアプローチ勝負、パワーのある小野さん(右)はショットのスピンが抑えめで曲がりにくい「プロV1」を選択。




















