「早起きは苦手だから遅いスタートがいい」「遠方のゴルフ場はイヤ」…その発言、相手の気分をぶち壊しているかも
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第82回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
写真提供/篠原嗣典
真夏の暑さ対策として、日の出ゴルフと早朝ゴルフを猛烈にプッシュしています。涼しいうちにサクサクとプレーをして1日を長く使えるのですから、本当にいいことだらけです、と前にも紹介しました。
2023年は記録的に暑い夏です。昨年までは日の出ゴルフや早朝ゴルフは少し割り引きしたプレー料金でコストパフォーマンスも良かったのですが、今年の夏から値上げしたコースがいくつもありました。
燃料費や電気代金の高騰といった影響で普通のプレー代を値上げをする流れはありましたが、日の出や早朝ゴルフの需要が増えてきたため値段を上げても来場者がいる、という読みがあったと推測できます。
このまま暑い夏が続くようなら、夏場は日の出早朝ゴルフが一番高いプレー代のスタート時間になる、という信じられない時代が来るのかもしれません。