ゴルフ場の自動精算機、あなたは好き?嫌い?採用しているコースに事情を聞いて考えたこと
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第97回
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。
写真提供/篠原嗣典
40代の男性ゴルファーが言いました。
「自動精算機で朝チェックインしてて、帰りも清算できるコースのほうがスコアが良いような気がするんですよ」
聞いたことがない話だったので興味を持ってよくよく聞いてみると…知らない人に対面で対応してもらうのは少し緊張したり、相手が不機嫌だったりすると嫌な気持ちが伝染するというのです。それがゴルフに影響してスコアに出る、というわけです。
彼はバリバリの営業マン。意外な一面を持っているのだと感心しながら、自動精算機が好きだという人は実はたくさんいるのかもしれない、と思ったのです。