ドライバーとFWのシャフト重量差は+10グラムが正解? それとも同じ重さでいい?
鹿又芳典の“推しクラブ” こぼれ話 第7回
「ドライバーもFWも5・Sのシャフトを使っていい感じでしたが、クラブに詳しい人から『FWのシャフトはドライバーより重くしなきゃ』とダメ出しされてしまいました。FWのシャフトって、どのくらい重くすればいいんですか?」という読者のクエスチョンに、鹿又さんは――。
写真/ゴルフサプリ編集部
ドライバーとFWのシャフト重量差は、+10グラムがいいのか、+20グラムがいいのか――、どうでもいいです(笑)。
「どうでもいいです」は大袈裟ですが、ドライバーよりFWのシャフト重量が軽くなっていなければ、ギリギリOK。中にはFWのほうがドライバーより軽いのに、上手に使ってる人もいます。
ドライバーは基本的にティアップして打つクラブなので、ある程度オーバースペックでも打ててしまうもの。そしてFWから下のアイアンまでは、地面から打つときもあればティアップして打つときもあります。ドライバーは重くて硬いシャフトが使いやすくて、FWから下は軽めのシャフトにして上手に使う人がいても全くおかしくありません。
その上で、ドライバーが飛んで曲がりません、FWも上手く打ててます、という人が「それはおかしいよ」なんて言われて、わざわざ替える必要はありません。「ドライバーが上手く打てるんだから、FWをもっと重くしよう」となったら、FWを地べたから打つときにダフり始めて上手く打てなくなっちゃうでしょう。“結果”が出ることが全てなんです。