あおり運転ならぬ“あおりプレー”にご用心! 人のフリ見て我がフリ直せ

2025/03/12 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦



今や“あおり運転”は道路交通法で罰せられますが、ゴルフ場でも“あおりプレー”が横行しているとか。故意かそうでないかでは大きな違いがありますが、打ち込んだ時点でアウト。今回は、打ち込みの定義と危険性、打ち込まないためにはどの点に注意すればいいかをお教えしましょう。

ゴルフではやってはいけないことがいくつかありますが、その中でも特に注意しなければいけないのが、前の組の人がいるところに打ってしまう、いわゆる“打ち込み”です。もし打ち込んだボールが、プレーをしている人の頭に当たったら……。頻繁に起こることではありませんが、その危険性は常にあるということを忘れてはいけません。

さて、この打ち込みの定義ですが、ほとんどの人が、「ボールが前の組のプレーヤーの近くに落ちる」、あるいは「ボールが前の組でプレーをしている人たちを飛び越していく」ことが“打ち込み”だと考えているようです。しかし実際は、至近距離に落ちなくても、前の組の人たちがボールの落ちた音に気が付いた時点でアウトです。

誰もが経験をしたことがあると思いますが、ショットをしようとしているときやパッティングの体勢に入ってから“ドスン”と音がすると気が散るだけでなく、不快な気分になりますよね。芝の状態にもよりますが、100ヤード以内だと音が聞こえることも。つまり、前の組の最後尾のプレーヤーの100ヤード以内にボールが落ちたら、「打ち込み」になる可能性があるということです。

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