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重田栄作の飛ばしドリル|身近なグッズでドライバーの飛距離アップ!【第2回】

2020/01/21 ゴルフサプリ編集部

ラウンド機会の減るオフシーズンは、練習場でみっちりスイング作りができるチャンス!ということで、ドライバーの飛距離アップに欠かせない理想の動きをマスターできる即効ドリルをど~んと紹介。どれも、身の回りにあるものを使って簡単にできるものばかり。さっそく練習場へGO!

重田栄作
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、03年にプロテスト合格。07年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。

サッカーボール股挟みドリル:飛ばしに欠かせない「下半身リードの切り返し」をマスター

サッカーボールを一つ用意。バレーボールなどサッカーボール大なら何でもOK!
股にボールを挟んでバックスイングしたら
手はトップの位置に保ったまま、下半身を先行させてボールを落としてからダウンスイングを始める

サッカーボールを使って、飛ばしに欠かせない「下半身リードの切り返し」を簡単に体感できるドリルを紹介しましょう。

まず股にボールを挟んだら、トップの形を作ってください。その状態から切り返しを始めるのですが、手はトップの位置にキープしたまま、左ヒザを動かすことでボールを落としてから手を下ろす、この動きを繰り返してみましょう。

左ヒザを左へスライドするように動かすのがコツ

ポイントは、右足はそのままで、左ヒザだけを左側へスライドするように動かすこと。はじめは両足が一緒に動いてしまってなかなかボールを落とせなかったり、手が早く下りてきてしまうかもしれませんが、繰り返すことで、重心が自然と左に移動し、スムーズにダウンスイングに入れることがわかるはずです。

こうして下半身リードの切り返しを身につけることができれば、腕に余計なリキミが生じることなくヘッドを勢いよく走らせることができるうえ、右サイドに手を下ろすスペースが生まれることで、インサイドから腕が下りてくる理想的な軌道も手に入り、ビシッと球をつかまえて飛ばすことが可能に。

逆に切り返しで上体が先に動いてしまうと、手の下りてくるスペースがないためカット軌道のスイングになり、ヘッドを走らせることが難しくなってしまうのです。
室内のちょっとしたスペースがあればOK。可能なら鏡の前で動きを確認しながら試してみてください。

取材・撮影・文/今泉純子
取材協力/アーバングリーン八田(山梨県)


重田栄作の飛ばしドリル

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【シリーズ一覧】
第1回:タオル2本置きドリル|飛ばしに欠かせない「インサイドアウト軌道」をマスター
第2回:サッカーボール股挟みドリル|飛ばしに欠かせない「下半身リードの切り返し」をマスター
第3回:500mlペットボトル振りドリル|飛ばしに欠かせない「ダウンスイングのタメ」をマスター
第4回:ラケット振りドリル|飛ばしに欠かせない「フォローの右手を返し(内旋)」をマスター
第5回:ゴムボール踏みドリル|飛ばしに欠かせない「左足の踏み込み」をマスター
第6回:サッカーボール腕挟みドリル|飛ばしに欠かせない「大きなスイングアーク」をマスター

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