ドライバーは軽量化(-25g)でヘッドスピード&飛距離アップ!? Part3
(実験2)重心距離を短くすると?
ドライバーの飛距離アップは全ゴルファーの夢。最近、女子プロはドライバーのヘッドを軽くして飛ばしているとか。そこで、実験。ヘッドスピードのアップに効きそうな、3つのチューンを試してみたゾ!
●ドライバーをメッチャ軽(-25g)にしてみたら飛んじゃった!?
Part1:ヘッドスピードアップを目的に試してみました!3つのチューン
Part2:(実験1)ヘッドを25g軽くすると?
Part3:(実験2)重心距離を短くすると?
Part4:(実験3)シャフトを短くすると?
ドライバーは重心距離が短いほど振りやすくなる
同じヘッド重量でも、重心距離が短いほどヘッドが回りやすく、軽い感じで振り切れる。さて、この〝軽い感覚〟で、実際にヘッドスピードは上がるのだろうか?
今度は2つで25gのウェイトを、トゥ寄り(重心距離が伸びる)、ヒール寄り(重心距離が縮む)に移動して、同様にヘッドスピードを計測してみることに。
「フェースの返り具合、重さ感が違って、同じように振れません。つかまり具合を合わせると、ヘッドスピードが落ちそう」(宮崎)
「私はあまり違いを感じません。同じように振れそう」(岩﨑) そこで、つかまり具合は気にせず、とにかく速く振ることだけを意識してもらったところ、打球はスライスや大フックになったが、3人とも重心距離の違いに関わらず、ヘッドスピードはほとんど変わらなかった。
「でも、これでは打球が散ります。重心距離がスイングに合っていないと、減速して合わせるようになるでしょうね。ただし、岩﨑さんのようにフェースの開閉が少ないスイングだと、あまり影響はないと思います」(小倉)
[結果]つかまりが変わるがヘッドスピードはほぼ同じだった!
「普段からフェースターンは抑えているせいか、あまり違いは感じません」(岩﨑)
「パーシモンでゴルフを始めたから、フェースターンしづらいクラブは苦手です」(宮崎)
取材協力/ユニオンゴルフクラブ
GOLF TODAY本誌 No.567 136〜137ページより
【参考】小柄でも飛ばせる!ドライバー飛距離アップの工夫を女子プロゴルファー5人が解説