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JGAニュース（ゴルフを愛する皆様へ）｜世界でゴルファーが増加中!? 3密を避けられるゴルフに注目が集まる！

JGAニュース（ゴルフを愛する皆様へ）｜世界でゴルファーが増加中!? 3密を避けられるゴルフに注目が集まる！

北村収のもっと知りたくなるWebの世界第6回

2020/07/25　ゴルフサプリ編集部

withコロナ時代、“ニューノーマル”と言われるプレースタイルが推奨されている。旗竿はさしたままプレー、握手やハイタッチの禁止、そして常にソーシャルディスタンス（社会的距離）を意識することなど。そしてもう一つ、コロナ前から変わってきたことがあるという。新たなゴルファーが増加しているようなのだ。

Profile
北村収（きたむらおさむ）
1968年東京都生まれ。ゴルフ雑誌（ALBA）編集部、ゴルフダイジェスト・オンラインメディア部門に所属後、2011年に株式会社ナインバリューズを設立。ゴルフ分野を中心に、取材・執筆・編集からソーシャルメディア、web、Eコマースの企画運営まで総合プロデュースを手掛ける。

世界でゴルファーが増加中!? 3密を避けられるゴルフに注目が集まる！

JGAニュース（ゴルフを愛する皆様へ）
⇒ http://www.jga.or.jp/jga/jsp/jga_news/news_detail_17287.html

ウッズ、ミケルソン、そしてNFLのスーパースターが参加したチャリティマッチでは総額2000万ドル、約21億円が新型コロナウイルスの救済募金に贈られた。写真／GettyImages

5月下旬、米国のNGF（ナショナル・ゴルフ・ファンデーション）のプレジデントが最新の報告書を発表するメールの中で、「初心者やしばらくプレーしていない人の参加が急増しているようだ」と書いていたという記事を読んだ。さらに「コース経営者は多くの新しい顔を見ていると私たちに言っているし、ゴルフショップではかなり多くの初心者向けクラブセットが売れている」と書かれていた。

ゴルフは社会的距離を保てるスポーツ

米国でゴルファーが増えている兆候の詳しい理由は書かれていなかったが、withコロナの時代に接触がなく密にならないゴルフに注目が集まっていると推測できる。家の中に数ヶ月閉じこもっていた人々の中には、外でできる安全な活動であるゴルフに興味を持った人も多くいたのだろう。

タイガー・ウッズなどがチャリティ活動を実施しゴルフ人気を後押し

米国では5月に様々なチャリティイベントが実施された。タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、そしてNFLのペイトン・マニングとトム・ブレイディが参加した「ザ・マッチ：チャンピオンズforチャリティ」では、寄付金総額2,000万ドル、視聴者はケーブルテレビ史上最多の平均580万人を記録した。また、ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、マシュー・ウルフが出場した「テーラーメイド・ドライビングリリーフ」は視聴者数が235万人を記録し、550万ドルの寄付金が集まった。

視聴者の中にはもちろんノンゴルファーもいただろう。一人でカートに乗ってプレーしているタイガー・ウッズや、青空の下バッグを担いで気持ち良さそうに歩くローリー・マキロイを見て、ゴルフの安全性を確信するとともに、自分もプレーしたいと思った方も少なくないはずだ。

世界で安全なスポーツと評価されるゴルフ

ゴルフが安全という評価は米国だけでない。日本より厳しいロックダウンを実施し外出が厳しく制限されていたマレーシアのクアラルンプールでは5月上旬に経済活動・社会活動の一部が許可されることが発表された。その時点では、身体への接触があるサッカー、ラグビーなどは禁止。一方でゴルフは、サイクリング、ジョギング（10人以下の小集団でのジョギングを含む）などとともに、社会的距離を遵守すれば許可されることになった。

“ニューノーマル”で安全にゴルフを楽しもう！

withコロナ時代に注目が集まるゴルフ。安全にプレーをするに当たって、JGA（公益財団法人日本ゴルフ協会）が「ゴルフを愛する皆様へ」というタイトルで5月30日に文章を発表。プレー中に注意すべき点などが具体的に書かれている。Withコロナ時代の新たなゴルフ常識“ニューノーマル”も書かれているので、ぜひ一読願いたい。