世界中のコースを航空写真や360°写真で疑似ラウンド
北村収のもっと知りたくなるWebの世界 第8回
Googleマップを使用すれば、世界中のゴルフコースが航空写真で確認できることをご存知だろうか?あのセントアンドルーズオールドコースも航空写真でバンカーの形までしっかりと確認できる。さらにストリートビュー機能が使えるゴルフ場であれば、360°写真でまるでその場所へ実際に行ったかのような体験が可能だ。
Profile
北村 収(きたむらおさむ)
1968年東京都生まれ。ゴルフ雑誌(ALBA)編集部、ゴルフダイジェスト・オンラインメディア部門に所属後、2011年に株式会社ナインバリューズを設立。ゴルフ分野を中心に、取材・執筆・編集からソーシャルメディア、web、Eコマースの企画運営まで総合プロデュースを手掛ける。
世界中のコースを航空写真や360°写真で疑似ラウンド
Google マップ
⇒ https://www.google.co.jp/maps/
コロナ禍で海外に行きづらくなった昨今、密かに流行っていると言われているのが、Googleマップによる疑似旅行。もちろんゴルフ疑似旅行だって可能だ。
航空写真で世界中の有名コースが閲覧可能
便利なことの一つが海外のゴルフコースもその国の言葉でなく日本語で検索ができること。Googleマップの検索窓に「オーガスタナショナルゴルフクラブ」と打ち込んでみると、即座に米国のオーガスタナショナルゴルフクラブの地図が表示される。「航空写真」というアイコンをクリックして拡大をしていくと、バンカーの形まではっきりと確認できるほどコースの状況を詳細にチェックできる。
オールドコースのスウィルカンブリッジをチェック
Googleマップのストリートビューという機能を使いこなせると、この疑似海外ゴルフ旅行はもっと楽しいものになる。ストリートビューとは、実際にその場にいるかのように地図上で指定した地点の360°、つまり全方位パノラマ画像を見られるサービス。表示方法はディバイスなどによっても異なるが、筆者のMacPCの場合で説明しよう。
Googleマップを開き、画面右下に表示されている黄色い人のマークをクリック。すると地図中にストリートビューが閲覧可能な場所が青色の線で表示され、360°写真を見ることができる箇所が青色の丸で示される。
例えば「セントアンドルーズオールドコース」と検索してみよう。航空写真を表示して画面右下に表示されている黄色い人のマークをクリックすると、地図上の様々な箇所に青色の線や青色の丸が表示された。拡大していくと「SwilkenBridge」の表示が出てきたので、その近くの青色の丸をクリック。するとあの有名なオールドコースのスウィルカンブリッジが出てきた。
コースガイドのように使えるコースもあり
ゴルフコースの中には、このストリートビューの青い線が、コース内のフェアウェイ中に張り巡らされているところがある。この線をチェックしていけば、ラウンド中の目線でコース内の事前チェックが可能だ。「ゴルフ場ストリートビュー」で検索すると、ストリートビューが入っているゴルフ場のリスト一覧がチェックできるのでチェックしてみよう。
GOLF TODAY本誌 No.580 126ページより
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