Q. フェアウェイウッドが上手く打てません A.ボールを上げようとしていませんか?|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド Season3 vol.14
スイング中の重心を整え、再現性を高める「グラビティメソッド」。シーズン3では、ゴルファーの具体的な悩みを解決していきます。今回はフェアウェイウッドにありがちな悩みと、その解決方法について解説します。
GOLF TODAY本誌 No.590 78〜79ページより
Q:フェアウェイウッドが上手く打てません
A:ボールを上げようとしていませんか?
フェアウェイウッドはボールを上げようと無意識に反応しやすい
無意識に行うことを、事前に整理しておく
ゴルフにおけるすべてのプレーについて言える重要なことですが、プレーヤーが意識せずにやってしまうこと、つまり無意識にしてしまいがちなことを事前に把握して、意識的にコントロールしたいのです。
FW(フェアウェイウッド)のショットで言えば、それはボールを上げようとしてしまうことです。ロフト角が小さく、シャフトが長く、そしてティアップせず地面からボールを上げなければいけないFWは、どうしても無意識にボールを上げようと右肩が下がったり、当てようとしすぎて右手が伸びてしまったりします。まず、その事を整理しておきましょう。
FWのコツは、低い球を打つイメージを持つことです。重心が深いFWはそれくらいで、結果的にレベルに当たりやすくなります。ヘッドを曲線で動かして、フェースを開閉することで、ソールをうまく使ってナイスショットの確率が高まります。
[フェアウェイウッドのコツ]“曲線”で振れば、ヘッドは刺さらない
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ボールにヘッドをぶつけようとすると、地面に刺さりやすい。
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フェースが閉じながらインパクトを迎えると、ソールが滑って、ダフらずにインパクトできる。
胸が上を向くと大きなミスを招く
低い球のイメージで、FWは上手くいく
ヘッドは真っすぐ動かそうとしない
大本研太郎
(おおもと・けんたろう)
レッシュプロジェクト・マスター級トレーナー資格を所持し、データと理論に基づくレッスンに定評がある。新理論「グラビティメソッド」で、2018年PGAティーチングアワード最優秀賞。「GPC恵比寿」主宰。1974年生まれ。
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