大きめロフト角のユーティリティがもっと増えますように!番手間の“間(はざま)”問題について考えてみた
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第156回
ユーティリティとアイアンの距離や高さ、着地角度を被らせるとプレーの選択肢が増える。アイアンを新調したゴルフライターのT島氏が大蔵ゴルフスタジオの野倉(ダイナマン)フィッターと語り合います。
ところで、最近のユーティリティって引っかかるイメージなくなったよね
RS Xシリーズ「RSユーティリティ」(2024)。ロフト設定は19、22、25度というラインナップ。
T島 先日、アイアンをオーダーしたT島です。
野倉 4番アイアンをオーダーした野倉です。
T島 ほぉ……4番だけ?
野倉 ロングアイアンが好きなんです。
T島 俺も“ユーティリティ命”でしたが、最近再びアイアン好きになりました。
野倉 T島さんは大蔵ゴルフスタジオのYoutubeでユーティリティの話の時に、必ず28・30度のロフトがラインナップされてないと“ディス”りますよね。
T島 ディスってないって!28・30度がないのが残念だなって言うだけよ。
野倉 でも、最近増えましたね。ロフト角の大きいユーティリティ。
T島 そうだね。昔はピンぐらいしか作ってなかったからね。
野倉 今はテーラーメイドからもロフト大きめユーティリティが出始めていますから、他メーカーさんもどんどん追随している。
T島 そう言うダイナマン(野倉)はユーティリティが苦手なんですよね。
野倉 なんか引っかかるイメージしかないんですよ。それに、アイアンの方が構えやすいし。
T島 昔のユーティリティは引っかかるイメージがあったたけど、今はそんな感じしないけどなぁ。
野倉 先日、Youtubeの撮影で打ったプロギアのRSXユーティリティは、引っかかるイメージなかったです。
T島 でしょでしょ?
ブリヂストンの「241CB」「242CB+」のコンボセッティング、オーダーしちゃった!
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「242CB+」
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「241CB」
野倉 T島さん、冒頭の話に戻しますが、どこのアイアンをオーダーしたのですか?
T島 ブリヂストンの「242CB+」「241CB」です。5、6、7番は「242CB+」、8、9番、PWを「241CB」というコンボにしました。シャフトは日本シャフトのモーダス120です。
野倉 コンボ!それと、5番からですか。ちょっと意外ですね。
T島 そうでしょ。昨年まではアイアンは7番からだったんだけど、今年は6番まで入れています。6番でキャリー145ヤードぐらいで、Land Angle(着地角度)も40度を超えるようになったので。あとやっぱりユーティリティより構えやすくて狙いやすいね。
野倉 そうですよね。お客様にも何番からユーティリティにしようかな?って相談されますからね。
T島 まあ、アイアンの場合は中古ショップに持っていく可能性があるなら、5番から揃えたほうが良いね。
野倉 ソコですか?(汗)さすが中古クラブの連載を11年やっているだけありますね。
T島 はい。豆知識です。6本セットのほうが査定額は高いですよ。
野倉 査定額を考慮して、5番からオーダーしたんですか?(笑)
T島 それもないことはない…(笑)と言うのは冗談で。「242CB+」の5番アイアンをコースで打ったら“打てちゃった”んだよね。それで、これイケるかも!と思ったのだよ。
本題はここから。番手間の“間(はざま)”について話し合っていきましょう
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