最高の技術を駆使した新開発の29gシャフト採用! なのに低価格なの!?
「ST MAX 230 LITEドライバー」は「ST MAX 230 ドライバー」の追加機種なのだが、驚異的なのは、新開発された「PLTNM FUSION AERO シャフト」だ。シャフト重量が29gしかないのだ。それでいて、「セルロースナノファイバー」の採用で、シャフトとしての強度や機能は犠牲にしていないという。
総重量268gという軽さでヘッドスピードを上げて飛ばすのが「ST MAX 230 LITE ドライバー」だ。「ST MAX 230」のヘッドは、そもそも、ミズノの技術を結集した優秀さを誇っている。
さらに、ヘッドは曲がりに強い大MOI。「“鉄芯”コアテックチャンパー」による反発性能アップ。「フォージド Ti-LFS × コアテックフェース」は軽く、速く、強い新素材で飛距離アップとミスヒットをカバーする機能アップさせた。
さらに面白いのは、シャフトの長さが二種類から選べることだ。
従来通りの46インチ。短尺の44.75インチ。今までの長尺で苦労していない人は46インチ。ミート率を上げたい人は44.75インチということなのだと思われる。パワー不足のシニアや女性ゴルファーにも使って欲しいというメッセージも感じさせる。
最後に、試打前から「ST MAX 230 LITE ドライバー」に賞賛の拍手を贈りたいのが価格である。
直販サイトの発売予定本体価格7万9000円(8万6900円税込み)なのだ。最新の高性能ドライバーは、どれもこれも10万円をオーバーしていて、なんでも値上げする流れの中で、まさかの低価格は、企業努力だと推測される。ミズノの底力にもう一度、拍手を贈ろう。
面白そうなドライバーだと興味津々で試打ラウンドに突入した。
ロフトは10.5度。シャフトはPLTNM FUSION AERO シャフト」、長さは46インチと44.75インチの2本。
試打した日は、気温13℃〜23℃で、微風。
ボールは打ち慣れていてクラブだけの影響に集中出来る「TOUR B X」を使用した。
ST MAX 230 LITE ドライバーは諦めない人を飛距離性能で助ける!
『ST MAX 230 LITE ドライバー』を使用してラウンドし、わかったことを挙げる。
打音打感
音量は控え目、音質は低音で残響ゼロの懐かしい音。
打ち応えは独特で乗り感強い。手応えはやや敏感で芯感はクリア。
弾道スピン
高めの中弾道。棒球系だけど美しい球筋。
曲がりには鈍感で、とらえたややドローが得意。
飛距離
平均230ヤード。最長は240ヤード。
短いシャフトでもほぼ同じ距離が出るのに驚いた。
「ST MAX 230 LITE ドライバー」は、軽いクラブに抵抗がなく、振りやすく感じるゴルファーにオススメのドライバーに仕上がっている。
まず、飛距離性能だ。46インチも、44.75インチも素晴らしかった。市場にあるドライバーの中でトップ争いができるレベルだ。
僕は長いクラブと短いクラブであまりミート率が変わらないので、大きな差が出なかったが、短くすることでミート率が上がる人にとっては、44.75インチは強力な助けになってくれると感じた。
また、軽くて振りやすいという点については、同様の軽量化したドライバーの中でも群を抜くチューニングの良さを感じた。シャフトの性能もあると思うが、ただ軽いだけではなく、バランスが良い。
タメというか、間を作りやすかった。これはクラブの軽くした部分と強いて重さを残した部分のバランスの良さが生むものだと感じた。
ややボールをとらえる挙動があり、軽いドローがナチュラルで打てる。
打感と打音が特別なので、それが変な違和感にならなければ、強いドローボールを連発できるドライバーになる。
非力なシニアや女性でも「ST MAX 230 LITE ドライバー」は十分に振れる。
特に、フィニッシュが小さくなってしまっているゴルファーは、振り切るまでにはならないとしても、振り切ったと同様な強いボールが打てるようになるはずだ。
スプーンが好きで得意なのに、ドライバーだけがダメ、というゴルファーにも「ST MAX 230 LITE ドライバー」を試して欲しい。短い44.75インチを選べば、スプーン感覚で打って、結果はしっかりとドライバーという成果を手にできる。
最後に、念押しになるが、価格が安いことを強調しておく。ひと昔前のドライバーと同じ価格で、2025年最先端のドライバーが入手できるのはラッキーである。
打音も一緒に少し昔っぽいのであるが、それは個性として愛おしくなれるポイントでもある。
「ST MAX 230 LITE ドライバー」は、ミズノの底力を知らしめる振りやすく、飛ばしやすいドライバーなのである。
篠原嗣典。ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。







