首位竹田麗央を2打差で岩井姉妹と畑岡奈紗が追う最終日
最終日は通算15アンダーで首位タイの竹田を2打差の4位から岩井姉妹と畑岡が追ってスタートしました。
日本勢の誰が勝ってもおかしくない展開でしたが、優勝はこの日のベストスコアとなる65で回ったチャーリー・ハル。
明愛はサンデーバックナインの13番、17番で痛恨のボギーを叩き、1打差の2位でした。
悔しい結果ではありますが、次戦からに大いに期待ができることでもあります。
次戦は明愛がツアー史上9位の記録を出した「ホンダLPGAタイランド」
アメリカLPGAツアーは次戦からアジアシリーズ3連戦が始まります。
その初戦となる「ホンダLPGAタイランド」でサウジでの悔しさを晴らすことが期待されるのが明愛です。
LPGAのメンバーとなった初年度だった昨年の大会では初日にコースレコードタイの62で回って首位発進します。
そして最終日にはコースレコードを更新する61のビッグスコアを叩き出しました。
結果は優勝したエンジェル・インに1打及ばない2位でしたが、この61はLPGAツアー史上9位となる最少スコアです。
ただし昨年大会は主催者推薦での出場だったため「優勝した選手以外はポイントが加算されない」というLPGAツアーの規定により、獲得ポイントはゼロでした(2位の賞金15万8182ドル=当時のレートで約2340万円はゲットしています)。
昨年は「2位じゃダメ!」だった
そのためシード権獲得のためにポイントを稼ぐには「2位じゃダメ!」という過酷なプレッシャーとも戦っていたことになります。
それが今年は昨シーズン1勝。ポイントランキング13位のシード選手として出場するので2位以下でも順位に応じたポイントを獲得することができます。
昨年72ホールで奪ったバーディーはなんと28個。さらにイーグルもひとつという相性の良さが抜群のコースを前述のプレッシャーから解き放たれてプレーするとなれば、今年こそは!という期待に応えてくれる可能性は十分にあるでしょう。
中国での「ブルーベイLPGA」は竹田麗央の連覇に期待
タイの翌週はシンガポール。さらに翌週の中国・海南島で開催される「ブルーベイLPGA」のディフェンディングチャンピオンは竹田です。
LPGAツアー本格参戦5戦目で2位に6打差をつける圧勝をした昨年に続く連覇への期待はもちろん、3位だった古江彩佳 も「今年は自分が!」との思いで臨んでくるでしょうから、日本勢同士の優勝争いが見られるかもしれません。
サウジでV→LPGAツアー年間女王となった昨年のティティクルのように
昨年「PIFサウジ」で優勝したのはジーノ・ティティクルでした。
その勢いで臨んだLPGAツアーでは3勝を挙げて年間女王に。
世界ランキングも8月に1位になると、そのままトップをキープし続けています。
サウジでの日本勢は優勝こそできませんでしたが、全員が優勝争いしていたといっていい内容です。
この調子で、女子ゴルフ界の頂点に立った昨年のティティクルのような大活躍、躍進を期待したいですね。
(文/森伊知郎)







