真の飛距離ナンバーワンはどのボール?

エントリー#1 「ゼクシオ ハイパー RD」
歴代ゼクシオで一番飛ぶプレミアムディスタンスボール
高初速・高打ち出しで落ち際まで伸びる大きな飛び、ウレタンカバーボールに近いアプローチスピン性能、ローヘッドスピードでもよくたわむソフトなフィーリングを融合したプレミアムボール。飛距離性能はもちろんゼクシオ史上最高。
エントリー#2 「スリクソン Zスター XV」
ドライバー飛距離が最強レベルのツアーボール
極薄のウレタンカバーを採用。その分だけコアとミッド層の直径が大きくなり高い反発性能を実現。高いボール初速と少ないスピンによりツアーボールとしては最高レベルのドライバー飛距離を実現している。
エントリー#3 「スリクソン XmaX」
スリクソン史上最高に飛ぶ超ディスタンスボール
1000人以上のゴルファーによる実証実験を経て、2017年に完成した「スリクソン -X-」がルーツ。10年以上に亘る研究開発の結果、5代目の「XmaX」は飛びの3要素(初速、打ち出し角、スピン)がすべて向上。空力性能もアップしてスリクソン史上最高の飛距離を実現した。

飛びで評判のボールを圧倒的に上回る「XmaX」の飛距離性能を実証
今回の飛距離テストには「ゼクシオ 14 プラス」(9.5度・S)を使用。石井にはまずヘッドスピードをアベレージゴルファーの平均に近い39m/sに揃えて打ってもらい、3球の平均値を比較した。その結果、一番目に打った「ゼクシオハイパー RD」は打ち出し角がロフト角プラス3度以上をキープ、スピン量は2300〜2500回転に収まる理想的な打ち出し条件により平均230ヤード近い飛距離を記録した。二番目の「Zスター XV」は打ち出しが低いものの多めのスピン量(2800〜3000回転)による揚力が加わって「ゼクシオハイパー RD」よりもキャリーが5ヤードほどアップ。ディスタンス系とスピン系の弾道の特色がハッキリと分かれた。また、最後に打った「XmaX」は3機種の中でずば抜けて高いボール初速をマーク。ディスタンス系らしい高打ち出し・低スピンとあいまってキャリーもランも伸びて、トータル飛距離で他の2機種に大差をつけた。
そして、ヘッドスピードを43m/sに上げるとその差はさらに広がった。とくに石井が目を見張ったのはボール初速。
「同じスピードで振っても『XmaX』は1番手くらいボール初速が違います。しかも、それが安定していてスマッシュ(ミート率)も1.5を下回ることがありませんでした」(石井)
3機種の飛距離データを見比べると「ゼクシオハイパー RD」や「Zスター XV」が飛ばないように思えるかもしれないが「決してそんなことはない」と石井は断言する。
「むしろ『ゼクシオハイパー RD』も『Zスター XV』もこれまでいろんなボールを打ってきた経験から言わせてもらうと飛ぶボールです。例えば『ゼクシオハイパー RD』はヘッドスピード37m/s以下で打つと、キャリーが出て飛距離が出ます。低ヘッドスピード帯では、『ゼクシオハイパー RD』の方が飛ぶゴルファーが多そうです。同じようなことは『Zスター XV』にも言えます。ツアープロの多くが『Zスター XV』を選ぶことから、そのことがわかると思います」
それにも関わらず、しっかりと違いのわかる差がついたのは驚きである。
「ルールでがんじがらめに縛られていてもドライバーの飛距離性能に特化させれば、まだまだ飛ぶボールを作れる可能性があるんだなと感じました」(石井)

HS39m/sとHS43m/sで飛距離を比較!
| ヘッドスピード | モデル | キャリー(y) | トータル(y) | ボール初速(m/s) | ミート率 | 打ち出し角(°) | スピン量(rpm) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HS39m/s | XXIO HYPER RD | 196.8 | 228.6 | 57.1 | 1.46 | 12.9 | 2409 |
| SRIXON Z-STAR XV | 201.3 | 231.5 | 58.9 | 1.51 | 11.0 | 2883 | |
| SRIXON XmaX | 205.3 | 237.0 | 59.2 | 1.52 | 13.1 | 2403 | |
| HS43m/s | XXIO HYPER RD | 218.6 | 251.3 | 62.0 | 1.43 | 12.1 | 2216 |
| SRIXON Z-STAR XV | 228.0 | 254.0 | 63.0 | 1.46 | 12.4 | 2640 | |
| SRIXON XmaX | 243.5 | 268.1 | 65.8 | 1.53 | 12.8 | 2473 |
「ゼクシオハイパー RD」や「Zスター XV」が飛んでいないわけではなく「XmaX」が飛び過ぎているだけ。

公認球なのに飛ぶのはドライバーの飛びに性能を全振りしたから

「飛びすぎ注意」や「飛常識」といった過激な煽り文句から「XmaX」を非公認球と勘違いする人は多い。石井もその一人だったが「XmaX」はれっきとした公認球である。それにもかかわらず「XmaX」がケタ違いに飛ぶのはなぜか。飛距離、コントロール性能、スピン性能、打感などゴルフボールに互いに相反する様々な性能が要求される。ごく大雑把にいえば、それらをバランスよくまとめたのがツアーボールであり、飛距離を優先したものがディスタンス系のボールだ。
その中で「XmaX」はドライバーの飛距離に性能を全振りしたボールである。ダンロップの社内テストデータを見ると、NEW「XmaX」は初期条件(ボール初速、打ち出し角、スピン量)のすべてにおいて前作よりも進化を遂げていることがわかる。さらに空力性能も強化されたことでドライバーショットに関しては他のボールを大幅に上回る飛距離を実現しているのだ。














