90切りに成功する状況別 CaseStudy |CASE5.風が強い日のラウンドで心がけるべきポイントは!?
【攻略法のコツ】ローボールで曲がり幅を抑えることが一番の攻略法!
高さを抑える&風に逆らわない作戦がベスト
風が強い日のプレーはツアープロたちも普段以上に細心の注意を払います。グリーンの周りが林や崖に囲まれていると風向きが逆のこともあれば、風がぶつかり合ってグリーン上で舞っていることもある。それだけ風の読みが難しく、神経を使わされます。私たちプロキャディの立場としてもスタート前からウェザー情報の無料アプリなどを活用して1時間おきの風向きや風の強さを確認し、プレーヤーをサポートしています。
風向きに迷ったときは、基本の風向きを信じるのが一番いいと思います。基本の風向きとはコースの上空を吹き抜ける風向きのこと。その場所で高い木の枝がどう揺れているか、雲がどの方向に流れているかなどを見て判断するのがいいでしょう。

風に逆らおうとするほどスコアロスにつながりやすい。右からの風なら目標を右寄りにとって風に乗せる考え方が安全。インパクトでパンチを入れないスイングならよりセーフティだ。
風が強い日は8割くらいの力感でスイングして曲がり幅を抑えよう
・横風が吹くときは左からの風なら目標を左寄りにとってボールを風に乗せるという具合に風を上手に利用する
・アイアンはアゲンストの風なら1〜2番手大きめのクラブを選択。フォローの風は1番手下げてもいいが、かなり風が強いとボールが風に落とされて逆にショートすることもある。池越えでフォローの風は注意。
風が強い環境で育ったプロたちは、スイングが結構ゆっくりなのです。沖縄出身の宮里藍選手がその典型で兄の聖志選手と優作選手も一緒でしたし、最近では新垣比菜選手もそうです。インパクトでパンチを入れないスイングというと技術論になってしまうかもしれませんが、これこそが攻略の一番のカギだと私は思います。

清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。












