90切りに成功する状況別 CaseStudy |Case 8 打ち下ろし&打ち上げのティショットはどう打つ!?
どんなミスが多かったかを自己分析しよう
私は所属のサザンヤードCCで定期的にラウンドレッスンを行っています。よく顔を合わせるゴルファーもいますし、90切りを目指している方も割合多いです。コーチとしてゴルファーそれぞれのクセや欠点を把握しているから、的確なアドバイスを送ることができます。
ところが中上級レベルの方でも自分のクセとか傾向を案外知らないままでいる。打ち下ろしや打ち上げのティショットなどは特にそれが当てはまります。目線の上げ下げが起こりやすいために普段通りのアドレスが作れなくなるケースが多いのに、私が黙ったままでいると同じミスを繰り返してしまうのです。
打ち下ろしは右肩が突っ込みやすいから右肩を残して打とうとか、打ち上げは左半身が起きやすいので顔とか頭を残して打とうなどと、自分のクセを知っておいて対策をいかに練るかということがとても大事です。コースマネジメントとは違った話になるわけで、セルフマネジメントの分野になると思います。

打ち下ろしや打ち上げは苦手だなとネガティブな思考になるのではなく、自分を有利な方に導くことを考えましょう。打ち下ろしで左に飛びやすいなら保険をかけて右を向くとか、打ち上げで右に飛んでしまうことが多いなら左を向いて構えるのもメンタル的に安心感を得るためのいい対策法です。
中には打ち下ろしはカット軌道のスライスになりやすい方や、打ち上げはアッパー軌道になりすぎてチーピンがよく出るという方もいるでしょう。過去のラウンド経験を通じて、この状況ではどんな失敗が多いのかを自分のデータとして知っておかないといけません。
プレッシャーがかかる場面ではスイングが速くなりやすいとか、力んでしまいやすいといったことも同様です。本来なら自分の答えは自分で見つけるしかないわけで、自分の傾向を把握しておけばセルフマネジメントがうまくできるようになり、ミスを未然に防げます。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。












