暑い日のショット練習。練習場は人も少なく休日でも比較的並ばずに練習できるのだが、暑いものは暑い。そんななか練習に来たと言うのに近年の暑さは集中力さえそがれてしまう。だからシンプルで短時間でできる練習、そして効果テキメンなものがあればいいのだが……。
「ハッキリいってそんな練習はありません! 上手くなるためにはコツコツと努力してください」と内海プロ。
いや、そんな冷たいこと言わず、お願いしますよ……。
「そうですね、では、20秒素振りはどうでしょう?」(内海プロ)
20秒素振り???
「はい、文字通りクラブを持って20秒かけて1スイングをします。もうね、これなら練習場行かなくていいです、家でやってください。球打つのは禁止です」(内海プロ)
自分で、なかなかゆっくりだな、と思う素振りでさえ5、6秒。20なら約4倍かけてスイングしなければならない。
「スローモーションで振って悪い動きをする人はいません。例えばダウンスイングでクラブが外側から下りてきている人が、ゆっくりの素振りなら自分で気づいて、スイングの中で内側からこうやろうと直すことができます。100点満点のスイングができるはずです。頭の位置が間違っているなら、それを修正しながら素振りすることができます。これやみくもにボールを打っているより、確実に動きの修正ができるわけですよ。マッスルメモリーと言うのですが、ゆっくりとやることで筋肉に動きを覚えさせることができる」(内海プロ)


ボールを打ちたいというのであれば、20秒かけて素振りをして、5秒かけてボールを打つようにする。
ゆっくり素振りするなんて簡単だ! と思うかもしれないが、これやってみるとなかなか苦しい……。
「筋肉がないとゆっくり動けないんですよ。苦しいんですよ。 苦しくなると筋肉が覚えてくれるので、次に普通の速さで素振りをしたときも同じ動きになります。バシバシ打つよりもかなり効率のいい練習になります。野球の選手だって160kmのボールを毎回投げていないし、サッカー選手も短いパスから練習しているでしょう。なんでゴルフだけバシバシ打ってしまうのでしょう。だから効率いいスイング練習として、あえてスロースイングを取り入れてみてください」(内海プロ)











