「ヘッドが大きい方が飛ぶけど、本当は小さいアイアンを使いたい」(種市)
67歳の種市さんがゴルフをはじめたときは、まだパーシモンの時代だった。
「私はパーシモンの時代にゴルフをはじめたので、そこからメタルになるときに大変苦労した世代のゴルファーです。最近は明らかに飛距離が落ちてきているので、アイアンでも少し飛距離が出るモデルを選んでいます。昔は小さいアイアンが好きでしたが、今は少しサイズが大きく、飛距離が出やすいアイアンを使っています。本当はもう少し小さいアイアンを使いたいのですが…」
種市 登さん
ゴルフ歴35年の67歳。週イチペースでラウンドしているベテランゴルファー。

「ライ角を調整してもらえるのもPINGフィッティングの魅力」(小倉)
ベテランゴルファーの中には種市さんのようにアイアンの飛距離が落ちてきたことに悩んでいる人も多い。そんな人にピッタリなアイアンはあるのか?
小倉 話を聞いた感じだと『i540』とかがマッチしそうな感じがしますね。
まずは『i540』から打ってもらった。
種市 すごくいいですね。打感も音もいい。打ちやすいです。本当はもう少しつかまってくれたら最高でした。
五十嵐 それでしたら、モデルを変えずにライ角を調整することもできます。
小倉 ライ角を調整してもらえるのもPINGフィッティングの魅力です。自分のスイングを変えずに、打球が変えられるのがフィッティングですから。
五十嵐 標準よりも2度アップライトに調整しました。
種市 かなり右に行くミスが減りました。それにしても打感がいいですね。
小倉 これ中空なんですよ。
種市 えっ!? 全く気がつかなかったです。中空の打感じゃない。
五十嵐 フィッティングしていても、こちらから説明しないと気づかれない人が多いです。『i540』はヘッド内部にインナーエアーを搭載しているので、心地よい打感になっていると思います。

『i240』はツアープレーヤーからトップアマチュアに向けてやさしさを凝縮
2本目は『G440』。
小倉 性能的にはよりオートマチックに打てるアイアンなのですが、どうでしょうか?
種市 すごくやさしいアイアンなのですが、自分のスイングとは少しマッチしなかった感じです。
小倉 おそらく種市さんは小さいアイアンの方がやさしく感じるタイプだと思います。パーシモン世代のゴルファーにはそういう人がいます。『i540』や『G440』よりもヘッドのサイズは小さいですが、やさしさもしっかりと詰まっている『i240』の方がいいかもしれません。
五十嵐 『G440』はいわゆるアベレージゴルファー向け。『i240』はツアープレーヤーからトップアマチュアに向けてやさしさを凝縮しています。どちらもやさしいアイアンというのは共通しています。
さっそく『i240』を打ってもらった。
種市 音も打感も好き。思っていたよりも飛距離が出ている。今、自分が使っている少し大きいサイズのアイアンと同じくらい飛んでいます。
五十嵐 「i240]は比較的小ぶりなヘッド形状ですが、見た目以上に寛容性が高く、球も上がりやすいアイアンです。
小倉 私もはじめて打ったときにやさしくてビックリしました。重心が低いので打球が上がります。
種市 打感、操作性、飛距離、寛容性のバランスが良かったです。

「『ブループリントS』はアマチュアの方でも十分使えます」(五十嵐)
続いては『ブループリントS』。
種市 これもいいですね。
小倉 今まで打っていただいたアイアンよりもロフトが少し寝ているので(#7で33度)、飛距離は少し落ちましたけど、球筋は安定しています。
種市 このアイアンの想定ゴルファーは?
五十嵐 『ブループリントS』は見た目以上にやさしさがあるアイアンです。もう1タイプの『ブループリントT』がツアープレーヤーに向けたマッスルバックのアイアンだとしたら、『ブループリントS』はアマチュアの方でも十分使える。フォージドアイアンならではの打感が好きなタイプの方に使ってほしいアイアンです。
『ブループリントT』も打ってもらった。
種市 たしかに難しい。でも芯に当たったときの打感は最高。
小倉 それがクセになる人もいます。
五十嵐 『ブループリントT』は良い意味で特徴がないのが特徴。シンプルで見た目がいい。とにかくツアープレーヤーからのフィードバックを凝縮したアイアン。操作性の良さ、打感の良さに特化しています。
最後は今年7月に発売した『G740』。
種市 これはシンプルに飛ぶ。この飛距離は魅力ですけど、少し飛びすぎる感じがしました。アイアンセットの飛距離感覚が変わってしまいますね。
小倉 トラックマンの数字を見ると種市さんが使っているアイアンより同じ番手で10ヤード以上飛んでいます。
五十嵐 6モデルのアイアンの中で最も寛容性が高くて、飛距離性能が高いのが『G740』です。
種市 たしかに飛距離は欲しいのですが、ここまで飛ぶアイアンは5年後にとっておきたいですね(笑)


6モデル打った種市さんにオススメのアイアンは?
五十嵐 『i240』が一番合っていたかなと思います。
小倉 そうですね。『i540』も飛距離は出ていましたけど、種市さんのスイングだと少し右に出る打球があった。『i240』が一番打球が揃うと思います。
種市 私もこのアイアン好きです。小さいのにやさしくて飛ぶ。シャフトはどうですか?
小倉 『モーダス 105』だと軽くて硬いのでしなりを使えていなかった。
種市 元々、『モーダス125』を使っていたのですが、年齢を重ねてきたので少し軽くしたほうがいいと言われて『モーダス105』にしたのですが…。
小倉 年齢とともにただ軽くしていくというのはオススメしません。『モーダス 105』は軽いのにハリが強いので、自分のスイングでしっかり負荷をかけないと、シャフトのしなりを使いにくい。『モーダス125』が少し重いなら、『モーダス115』くらいの方が打ちやすいと思います。
最後に『i240』に『モーダス115』を組み合わせて、コースで打ってもらった。
種市 本当だ!振りやすくて1球目から芯に当たる。このままコースでプレーしたいです。

種市 アイアンは打ち比べてみないとわからないですね。
小倉 『i240』は比較的小ぶりなヘッド形状ですが、見た目以上に寛容性が高く、球も上がりやすいアイアンです。
五十嵐 ピンには全国に認定フィッターのいるお店がありますので、そこでフィッティングしてもらえれば自分に合ったアイアンを見つけることができます。

G740

●SPEC
ヘッド素材/17-4ステンレススチール
仕上げ/ブラックPVD仕上げ
製法/鋳造
ロフト角(7I)/28度
シャフト/ALTA J CB BLUEなど
価格/3万1900円〜(1本)
G440

●SPEC
ヘッド素材/ハイパー17-4ステンレススチール
仕上げ/ハイドロパールクローム仕上げ
製法/鋳造
ロフト角(7I)/29度
シャフト/ALTA J CB BLUEなど
価格/2万9700円〜(1本)
i540

●SPEC
ヘッド素材/マレージング鋼C300(フェース)、17-4ステンレススチール(ボディ)
仕上げ/ハイドロパールクローム仕上げ
製法/鋳造
ロフト角(7I)/29度
シャフト/N.S.PRO 950GH neoなど
価格/3万9600円〜(1本)
i240

●SPEC
ヘッド素材/431ステンレススチール
仕上げ/ハイドロパールクローム仕上げ
製法/鋳造
ロフト角(7I)/31.5度
シャフト/N.S.PRO 950GH neoなど
価格/3万1900円〜(1本)
ブループリントS

●SPEC
ヘッド素材/8620カーボンスチール
仕上げ/ハイドロパールクローム仕上げ
製法/鍛造
ロフト角(7I)/33度
シャフト/N.S.PRO MODUS³ TOUR 120など
価格/3万6300円~(1本)
ブループリントT

●SPEC
ヘッド素材/8620カーボンスチール
仕上げ/ハイドロパールクローム仕上げ
製法/鍛造
ロフト角(7I)/33度
シャフト/N.S.PRO MODUS³ TOUR 120など
価格/3万6300円~(1本)













