T島:先週、東京駅激近の八重洲に出来ましたテーラーメイドさんのフィッティング施設。「TaylorMade Fitting Lab Tokyo」にこの間、行ってきました。
金子:そう言えばフェアウェイウッド(FW)のシャフトに悩んでいると言われていましたね。
T島 :ドライバー(1W)とFWで1時間半のコースでしたが、なかなか勉強になりました。1Wは今使っているQi4D LSがベストで、今気に入っている 「フジクラ 26VENTUS TR BLUE 5R」が文句なしでした。ただ0.5インチに短くしたら、平均飛距離が向上、安定性もアップしました。長さ違いも試せるのが嬉しいです。
金子:意外と0.5インチって効くんですよね。我々も長さはかなりこだわってチェックします。
T島 :それで同じシャフトをFWに入れても意外とハマらないという悩みを相談しました。テーラーメイドさんは、世界中のフィッティングデータを集約して分析。シャフトのローテーションに注目。ローテーションの量でシャフトを選ぶのだけど、それはシャフトと腕がどの位置で一直線になるか?というところでチェックされるんです。渡しの場合、インパクト以降に真っ直ぐになるLOWローテーションタイプでした。基本的に手元調子で先端しっかりタイプがマッチするとのことで、今の「フジクラ 26VENTUS TR BLUE 5R」が特性、硬さ、重さ的にマッチしているとのこと。でもFWでチェックしたら一直線になる位置が違ったのよね。

金子: なるほど だから FWは同じシャフトじゃないほうが安定するのですね。今は「THE ATTAS V2」でしたよね?手元がややしっかりしていて、先端も硬すぎない素直なシャフトということですか?
T島 :その通り、「THE ATTAS V2」でも悪くないのだけど、先端は少し動きが欲しいとのことでした。オススメされたのは、「フジクラ スピーダーNXブラック」でした。
金子 :なるほど、手元のしなり感もあるし、先端は動くし、面白いシャフトですよね。
T島: それでバチーンと当たり始めました。ちなみに、テーラーメイドUSAでは、1Wと同じシャフトで良いんじゃない?というのがお約束だけど、日本ではさらに細かくチェックすると、T島みたいな人が意外といるということです。

金子: 1WとFWのシャフト同じモデルを選ぶ。成功率はもちろん高いのですが、T島さんや、大蔵ゴルフスタジオの新人フィッター野村みたいに、同じじゃハマらないという人が意外といらっしゃいます。
T島 :フィッター野村も言ってたね。手元調子が大好き人間なのに、手元調子じゃない「USTマミヤ ATTAS MB FW」を入れていた。
金子: FWのシャフト選びって、地面から打つクラブなのでウッドだから1Wと同じ! ではない人が意外と多いです。逆にFWでバッチリなシャフトの傾向がわかれば、失敗しません。
T島 :自身でフィッティングスタジオもやっている奥嶋誠昭コーチにその話をしたら、ティアップしていない分FWのシャフト選びは難しいですよ。ヘッド選びも難しい。と言われていました。
金子: そうですね。シャフトの種類というかモデル選びも大切なのですが、まずは重さで間違えている人が多いです。1Wより軽いというのは、避けてほしいです。クラブは短くなるごとにヘッドが重くなるのですが、シャフトも少しずつ重くしていきたいのです。長いほうが重い!という逆転はNGです。同じは大丈夫ですけどね。
T島 :まずは重さをチェックしてみましょう。硬さも1Wからの流れに合わせたいですね。
金子 :1Wと同じシャフトをFWに入れたのにうまく当たらない!という悩みを持っている方意外と多いんです。
T島 :でも、自分で合っていないことに気が付かない。“俺のスイングが悪いんだ”とか“今ヘッドアップしたから”とか思う人も多いです。他のクラブと同じように振ってうまく当たらないのは、シャフトがマッチしていないことがほとんどです。“このクラブだけ特殊な打ち方しないといけない”という感じのシャフトに合わせてスイングしないといけないクラブは、マッチしていません。“あなた!地獄に落ちるわよ!“
金子: そうですね。そのクラブだけ“こう打てば打てる”みたいなのがある場合。高い確率で危険度アップです。
T島 :私の経験から特にFWとユーティリティに多い気がしています。
金子: “地面から打つ“そして“長い”とシャフトの影響が出やすいので、FWのシャフト選びに悩む方が多いですね。
T島: 例えばフジクラさんには「スピーダーNX FW」というフェアウェイウッド専用シャフトがありますよね?先述したUSTマミヤさんにも「ATTAS MB FW」とか、ドライバー用どこが違うの?フェアウェイウッド用の共通点ってあるのですか?

金子 :そうですね。中調子でクセがないという幅広いゴルファーにマッチしそうな特性です。そして、お値段もお求めやすくドライバー用の半額ぐらい。複数本入れるFWにはありがたい存在です。T島さん、FWにはTHE ATTAS V2」を入れていますが、ならFW専用シャフトもアリかもしれませんね。
T島 :そんな気がしている。飛距離が欲しい3Wには「THE ATTAS V2」で、7WなどはFW専用というのもアリかな?と思い始める。
金子 :そうですね。やっぱり価格的に半額なので“スピーダーNX“とか”ATTAS“と同じ名前が付いていますが、飛距離にこだわるなら、ドライバー用をオススメすることが多いです。予算にもよりますけど。ツアープロはFW専用シャフトをほとんど使っていないのです。国内女子ツアーでも数名です。彼女たちはシャフトを買っていないし(笑)
T島 :そうだね、完璧を求めるならそうなる。我々は若干妥協も必要だ!
金子: “1Wと同じで結果が良い“なら重さと硬さだけ考慮すればいい。こんな簡単なことはないのですけど、そんなにシンプルではないのです。T島さんみたいに1WとFWでスイングが若干違う人も少なくありません。”FWが苦手”という人が非常に多いのは、シャフト選びが難しいからでしょう。FWをフィッティングすると劇的に改善することが多いのです。1Wより効果あるかも・・
T島: そうだね。我々には予算という壁もあるので……。
金子: ご相談いただければ……。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
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